ももクロZ・高城れにソロコンサート『30祭』が開催、wacci・橋口洋平とも共演
ももいろクローバーZ・高城れにのソロライブ『30祭』が、25日(日)に神奈川県・ぴあアリーナMMにて開催された。
【写真】高城れにがwacci・橋口洋平と歌唱、ほか『30祭』ライブ写真&8月発売の写真集カット【35点】
ももいろクローバーZでは先んじて5月16日・17日の15周年記念ライブ『代々木無限大記念日 ももいろクローバーZ 15th Anniversary』にて声出しが解禁となったが、高城のソロコンサートでの声出し解禁はコロナ禍以降今回が初の実施となった。
高城は2015年からソロコンサートを実施しており、今年はももいろクローバーZ結成15周年イヤーを迎え、そして6月21日に30歳になったことを祝した『30祭』。代表曲『まるごとれにちゃん』をはじめ、今年3月に配信された横浜魅力発信タイアップソング『レニー来航!!』などこれまでにリリースされたソロ曲から、本日配信スタートしたばかりの最新曲『M&S〜ママパパへ〜』まで全25曲と、高城れにのソロコンサート史上最も曲数が多いセットリストとなった。なお本公演の模様は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生配信され、会場に集まった“タカノフ”(高城れにのファンの総称)だけでなく、全国のタカノフが高城れにの『30祭』を祝った。
開演時刻になるとオープニングVTRが始まり、高城の幼少期時代の写真とともにアイドルとして走り続けてきた過去を振り返る。
紫色のペンライトが会場を埋め尽くす中、フルバンドがセッティングされたステージ上にチアガール衣装に身を包んだ高城れにが登場。HoneyWorksの『誇り高きアイドル』で幕開けを飾ったあと、「30祭へようこそ!」という呼びかけを皮切りに、自身初のソロアルバム『れにちゃんWORLD』に収録されている『SKY HIGH』、『じれったいな』を披露して一気にぴあアリーナMMを”れにちゃんワールド”へと一変させた。続けてHoneyWorksの『金曜日のおはよう-another story-』、TikTokを中心に爆発的な広がりを見せるFRUITS ZIPPERの『わたしの一番かわいいところ』をキッズダンサーと一緒に愛らしさ全開でパフォーマンスすると、温かいハッピーなムードが会場に充満した。
最初のMCでは、「どうする?待ちに待った30祭が始まっちゃったよ」とソロコンサート初のアリーナ公演となる会場に呼びかけ、大きな歓声と拍手を浴びる。「ソロコンサートで史上最強に緊張したし、みんなの声聞いたらやばかったね」と久しぶりの声出し解禁に喜びを噛み締めた。
恒例の自己紹介を終えたあと、「30祭をお祝いしに来てくれたスペシャルゲストがいらっしゃってます」と呼び込むと、大きな拍手が鳴り響く中、5人組バンドwacciの橋口洋平(ボーカル・ギター)がステージに登場。元々高城がwacciのファンで、ソロ曲の制作を依頼したことから始まり、昨年の年末に開催された『ももいろ歌合戦』へwacciが出演、そして今回初のライブ共演へと至った。「大事なタイミングでれにちゃんのことを大好きな人たちとれにちゃんのお祝いの場所に僕も“おめでとう“を言いに来れてすごい嬉しいです」と橋口が話した。
wacciが作詞・作曲・編曲を手掛けた高城のソロ曲『じゃないほう』を2人で歌唱し、ドラマ『やんごとなき一族』挿入歌で話題となりロングヒットしているwacciの楽曲『恋だろ』を2人で歌い上げ、この日限りのコラボパフォーマンスを果たした。歌い終えるとエモーショナルな余韻が残る中、「また曲作ってください」と橋口を見送った。ここのMCで、本編の衣装は幼い頃に着ていた服をモチーフにしており「30歳の私があの頃の服を着る」という衣装のテーマも明かした。
再び一人のステージに戻った高城はトロッコに乗り込み、観客のもとへ移動しながら、ファンへの想いを歌ったバラードナンバー『何度でもセレナーデ』を歌唱。シティポップチューンの『Voyage!』ではポジティブな空気で会場を包みこみ、前半戦を締めくくった。
次のブロックでは、「新時代はこの未来だ〜」と高らかに歌い上げる高城の歌声だけが会場に鳴り響き、ゼブラ柄をポイントにしたパンツスタイルでセンターステージに登場。Adoが歌唱キャストを務める、ウタ from 『ONE PIECE FILM RED』の『新時代』を圧巻の歌唱力で歌い上げた。
続いて世界的ヒットを遂げたYOASOBIの『アイドル』、ももいろクローバーZ最新アルバム『祝典』のリードトラック『MYSTERION』をダンサーとともに高度な振付のパフォーマンスで繰り広げた。さらに『レディ・メイ』では30歳になりたての色気を醸し出したパフォーマンスでタカノフのハートを鷲掴みにしたあと、Little Glee Monsterの『君のようになりたい』ではタップダンスを披露。クールなダンスパフォーマンスからタップダンスまで、まだまだ進化し続けるアイドル高城れにの新たな一面を魅せた。
くまのイラストがあしらわれたワンピースに衣装チェンジを経て、ももいろクローバーZの楽曲『D’の純情』、SPEEDのトリビュートアルバムにも収録された『Go! Go! Heaven』をパワフルな歌声とダンスで披露し、『spart!』をエネルギッシュに歌い切りMCへ。
ここで、「重大発表がございます」と、8月29日(火)に初のソロ写真集を発売することを発表。「みなさんが思い描いているような写真集なのかな?ちょっとここでアザーカットをお見せしたいと思います」と言うと、初の水着やランジェリーに挑戦した写真が映し出され、会場ではファンの歓喜の悲鳴が響き渡った。
「私自身、女優さんやアイドルさん、モデルさんの写真集を見て憧れを持っていて、いつか出せたらいいな、そして私がこう思っているように、モノノフさんたちにも男女関係なく憧れられたら嬉しいなとずっと思っていて。20代やり残したことを聞かれる機会が多くなったときに、一皮剥けた、成長した私を届けられたらいいなと思い、今回挑戦させていただきました。この写真集を通じて、ももクロに少しでも興味を持ってもらえたらと思います。そして新たな高城れにを発掘してください」と言うと、会場いっぱいにあたたかい拍手が鳴り響いた。
ロケ地は本人の思い入れのある国、タイのバンコクと初めて訪れたクート島で撮影されたとのこと。先行カットを披露する場面もありファンの期待感が高められた。20代のうちに実現したかったというソロ写真集はキュートな笑顔から、29歳の色気まで、今まで見たことのない「高城れに」を詰め込んだ特別な一冊になる予定だ。
そして『Dancing れにちゃん』では後ろのスクリーンにファンから寄せられたこの曲のダンス動画が次々と映し出され、各地のタカノフとのコラボレーションが実現した。ソロコンサート鉄板曲の『一緒に』では総勢約60名のキッズダンサーが登場し大団円へ。バンドメンバー、ダンサーを紹介し、出演者全員で『everyday れにちゃん』をパフォーマンス。会場の隅々まで笑顔を届けて本編が幕を閉じた。
会場からは「れーにちゃん!れーにちゃん!」と大きなアンコールの声援が鳴り響くと、その声に応えるように横浜魅力発信タイアップソング『レニー来航!!』、『Tail wind』とライブで盛り上がる自身の楽曲2曲を続けて披露し、一気に会場のボルテージを上昇させた。
MCでは今回がソロコンサートとして最長時間、セットリストの曲数も最大であることを話し、アンコールのラストスパートへ。スクリーンにはファンから寄せられた「れにちゃんとの思い出写真」が映し出される中、バラードナンバー『しょこららいおん』を優しい歌声でしっとりと歌唱したあと、2017年にリリースした『まるごとれにちゃん』を歌いながらトロッコに乗り込んで会場のファンのもとへ駆け寄った。
最後のMCでは「いつもそうですが、今回も本当にたくさんの愛情を感じた日だなと改めて思います。そして何よりも、誕生日を迎える度に思いますが、ママとパパの子でよかったなと思っています。今日配信された『M&S〜ママパパへ〜』。早くママとパパに聞かせたいってうずうずしていたんです。ここまでこのステージに立てるまで成長できたのは、ママとパパに感謝だなって思うので、その気持ちを歌にしてみました。タイトルの意味は、ママとパパのイニシャルです。ママとパパの名前もさりげなく入っています」と楽曲に込めた想いを話した。
アンコール最後の曲は本日配信リリースされた新曲『M&S〜ママパパへ〜』。30歳を迎えた高城からママとパパに向けられたバラードナンバー。これまで育ててくれたことへの感謝を込めて歌い上げ、高城れにのソロライブ『30祭』はフィナーレを迎えた。
【あわせて読む】ももいろクローバーZ高城れに、ソロコンで歌い続けてきたレミオロメン『3月9日』待望の音源化
■高城れにソロライブ『30祭』セットリスト>
M1 誇り高きアイドル(HoneyWorks)
M2 SKY HIGH
M3 じれったいな
M4 金曜日のおはよう-another story- (HoneyWorks)
M5 わたしの一番かわいいところ(FRUITS ZIPPER)
M6 じゃないほう
M7 恋だろ(wacci)
M8 何度でもセレナーデ
M9 Voyage!
M10 新時代(Ado)
M11 アイドル(YOASOBI)
M12 MYSTERION
M13 レディ・メイ
M14 君のようになりたい(Little Glee Monster)
M15 D’の純情
M16 GO! GO! Heaven
M17 spart!
M18 Dancing れにちゃん
M19 一緒に
M20 everyday れにちゃん
《ENCORE》
ENCORE overture
M21 レニー来航!!
M22 Tail wind
M23 しょこららいおん
M24 まるごとれにちゃん
M25 M&S〜ママパパへ〜
【写真】高城れにがwacci・橋口洋平と歌唱、ほか『30祭』ライブ写真&8月発売の写真集カット【35点】
ももいろクローバーZでは先んじて5月16日・17日の15周年記念ライブ『代々木無限大記念日 ももいろクローバーZ 15th Anniversary』にて声出しが解禁となったが、高城のソロコンサートでの声出し解禁はコロナ禍以降今回が初の実施となった。
開演時刻になるとオープニングVTRが始まり、高城の幼少期時代の写真とともにアイドルとして走り続けてきた過去を振り返る。
紫色のペンライトが会場を埋め尽くす中、フルバンドがセッティングされたステージ上にチアガール衣装に身を包んだ高城れにが登場。HoneyWorksの『誇り高きアイドル』で幕開けを飾ったあと、「30祭へようこそ!」という呼びかけを皮切りに、自身初のソロアルバム『れにちゃんWORLD』に収録されている『SKY HIGH』、『じれったいな』を披露して一気にぴあアリーナMMを”れにちゃんワールド”へと一変させた。続けてHoneyWorksの『金曜日のおはよう-another story-』、TikTokを中心に爆発的な広がりを見せるFRUITS ZIPPERの『わたしの一番かわいいところ』をキッズダンサーと一緒に愛らしさ全開でパフォーマンスすると、温かいハッピーなムードが会場に充満した。
最初のMCでは、「どうする?待ちに待った30祭が始まっちゃったよ」とソロコンサート初のアリーナ公演となる会場に呼びかけ、大きな歓声と拍手を浴びる。「ソロコンサートで史上最強に緊張したし、みんなの声聞いたらやばかったね」と久しぶりの声出し解禁に喜びを噛み締めた。
恒例の自己紹介を終えたあと、「30祭をお祝いしに来てくれたスペシャルゲストがいらっしゃってます」と呼び込むと、大きな拍手が鳴り響く中、5人組バンドwacciの橋口洋平(ボーカル・ギター)がステージに登場。元々高城がwacciのファンで、ソロ曲の制作を依頼したことから始まり、昨年の年末に開催された『ももいろ歌合戦』へwacciが出演、そして今回初のライブ共演へと至った。「大事なタイミングでれにちゃんのことを大好きな人たちとれにちゃんのお祝いの場所に僕も“おめでとう“を言いに来れてすごい嬉しいです」と橋口が話した。
wacciが作詞・作曲・編曲を手掛けた高城のソロ曲『じゃないほう』を2人で歌唱し、ドラマ『やんごとなき一族』挿入歌で話題となりロングヒットしているwacciの楽曲『恋だろ』を2人で歌い上げ、この日限りのコラボパフォーマンスを果たした。歌い終えるとエモーショナルな余韻が残る中、「また曲作ってください」と橋口を見送った。ここのMCで、本編の衣装は幼い頃に着ていた服をモチーフにしており「30歳の私があの頃の服を着る」という衣装のテーマも明かした。
再び一人のステージに戻った高城はトロッコに乗り込み、観客のもとへ移動しながら、ファンへの想いを歌ったバラードナンバー『何度でもセレナーデ』を歌唱。シティポップチューンの『Voyage!』ではポジティブな空気で会場を包みこみ、前半戦を締めくくった。
次のブロックでは、「新時代はこの未来だ〜」と高らかに歌い上げる高城の歌声だけが会場に鳴り響き、ゼブラ柄をポイントにしたパンツスタイルでセンターステージに登場。Adoが歌唱キャストを務める、ウタ from 『ONE PIECE FILM RED』の『新時代』を圧巻の歌唱力で歌い上げた。
続いて世界的ヒットを遂げたYOASOBIの『アイドル』、ももいろクローバーZ最新アルバム『祝典』のリードトラック『MYSTERION』をダンサーとともに高度な振付のパフォーマンスで繰り広げた。さらに『レディ・メイ』では30歳になりたての色気を醸し出したパフォーマンスでタカノフのハートを鷲掴みにしたあと、Little Glee Monsterの『君のようになりたい』ではタップダンスを披露。クールなダンスパフォーマンスからタップダンスまで、まだまだ進化し続けるアイドル高城れにの新たな一面を魅せた。
くまのイラストがあしらわれたワンピースに衣装チェンジを経て、ももいろクローバーZの楽曲『D’の純情』、SPEEDのトリビュートアルバムにも収録された『Go! Go! Heaven』をパワフルな歌声とダンスで披露し、『spart!』をエネルギッシュに歌い切りMCへ。
ここで、「重大発表がございます」と、8月29日(火)に初のソロ写真集を発売することを発表。「みなさんが思い描いているような写真集なのかな?ちょっとここでアザーカットをお見せしたいと思います」と言うと、初の水着やランジェリーに挑戦した写真が映し出され、会場ではファンの歓喜の悲鳴が響き渡った。
「私自身、女優さんやアイドルさん、モデルさんの写真集を見て憧れを持っていて、いつか出せたらいいな、そして私がこう思っているように、モノノフさんたちにも男女関係なく憧れられたら嬉しいなとずっと思っていて。20代やり残したことを聞かれる機会が多くなったときに、一皮剥けた、成長した私を届けられたらいいなと思い、今回挑戦させていただきました。この写真集を通じて、ももクロに少しでも興味を持ってもらえたらと思います。そして新たな高城れにを発掘してください」と言うと、会場いっぱいにあたたかい拍手が鳴り響いた。
ロケ地は本人の思い入れのある国、タイのバンコクと初めて訪れたクート島で撮影されたとのこと。先行カットを披露する場面もありファンの期待感が高められた。20代のうちに実現したかったというソロ写真集はキュートな笑顔から、29歳の色気まで、今まで見たことのない「高城れに」を詰め込んだ特別な一冊になる予定だ。
そして『Dancing れにちゃん』では後ろのスクリーンにファンから寄せられたこの曲のダンス動画が次々と映し出され、各地のタカノフとのコラボレーションが実現した。ソロコンサート鉄板曲の『一緒に』では総勢約60名のキッズダンサーが登場し大団円へ。バンドメンバー、ダンサーを紹介し、出演者全員で『everyday れにちゃん』をパフォーマンス。会場の隅々まで笑顔を届けて本編が幕を閉じた。
会場からは「れーにちゃん!れーにちゃん!」と大きなアンコールの声援が鳴り響くと、その声に応えるように横浜魅力発信タイアップソング『レニー来航!!』、『Tail wind』とライブで盛り上がる自身の楽曲2曲を続けて披露し、一気に会場のボルテージを上昇させた。
MCでは今回がソロコンサートとして最長時間、セットリストの曲数も最大であることを話し、アンコールのラストスパートへ。スクリーンにはファンから寄せられた「れにちゃんとの思い出写真」が映し出される中、バラードナンバー『しょこららいおん』を優しい歌声でしっとりと歌唱したあと、2017年にリリースした『まるごとれにちゃん』を歌いながらトロッコに乗り込んで会場のファンのもとへ駆け寄った。
最後のMCでは「いつもそうですが、今回も本当にたくさんの愛情を感じた日だなと改めて思います。そして何よりも、誕生日を迎える度に思いますが、ママとパパの子でよかったなと思っています。今日配信された『M&S〜ママパパへ〜』。早くママとパパに聞かせたいってうずうずしていたんです。ここまでこのステージに立てるまで成長できたのは、ママとパパに感謝だなって思うので、その気持ちを歌にしてみました。タイトルの意味は、ママとパパのイニシャルです。ママとパパの名前もさりげなく入っています」と楽曲に込めた想いを話した。
アンコール最後の曲は本日配信リリースされた新曲『M&S〜ママパパへ〜』。30歳を迎えた高城からママとパパに向けられたバラードナンバー。これまで育ててくれたことへの感謝を込めて歌い上げ、高城れにのソロライブ『30祭』はフィナーレを迎えた。
【あわせて読む】ももいろクローバーZ高城れに、ソロコンで歌い続けてきたレミオロメン『3月9日』待望の音源化
■高城れにソロライブ『30祭』セットリスト>
M1 誇り高きアイドル(HoneyWorks)
M2 SKY HIGH
M3 じれったいな
M4 金曜日のおはよう-another story- (HoneyWorks)
M5 わたしの一番かわいいところ(FRUITS ZIPPER)
M6 じゃないほう
M7 恋だろ(wacci)
M8 何度でもセレナーデ
M9 Voyage!
M10 新時代(Ado)
M11 アイドル(YOASOBI)
M12 MYSTERION
M13 レディ・メイ
M14 君のようになりたい(Little Glee Monster)
M15 D’の純情
M16 GO! GO! Heaven
M17 spart!
M18 Dancing れにちゃん
M19 一緒に
M20 everyday れにちゃん
《ENCORE》
ENCORE overture
M21 レニー来航!!
M22 Tail wind
M23 しょこららいおん
M24 まるごとれにちゃん
M25 M&S〜ママパパへ〜