6月18日の会見で涙ぐむキャンドル・ジュン氏

写真拡大

「彼女から、その時にも“離婚してほしい”と言われていましたが、“(自分が)その理由は?”って言ったら、“夜中に電話すると怒るから”って」

【写真】『フジロック』デートを楽しむ、ラブラブだった頃の広末とキャンドル氏

 6月18日、キャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏が都内で緊急会見を行った。自ら取材陣の受付対応をする異例会見で、フレンチレストラン『sio』オーナーシェフ・鳥羽周作氏とのW不倫に揺れる妻・広末涼子との現状を語った。

 終始、静かに穏やかな口調で質疑応答に応じるジュン氏が感情を露わにしたのが、いつまでも誠意を見せない鳥羽氏への怒り、そして冒頭の“離婚”について語るうちに見せた涙だった。

 不倫報道前より広末から「離婚してほしい」との申し出を受けたジュン氏。彼女の母親からも「雰囲気が険悪だからなんとかしてほしい」と、夫婦間の溝は明らかだったよう。

 ジュン氏によると、当時は“普通ではない精神状態に陥り”、人に電話をかけ続けては夜眠れない生活を送っていたという広末。これを指摘すると喧嘩になり、彼女は次第に夜に家を出ることも増えていった。そしてーー、

「(広末が)“あなた(ジュン氏)が出て行ってくれれば、私が子どもたちと一緒に寝れるから。あなたがいるから私が寝れないんだ”って言うから。でも、その時に私は“あなた(広末)が今大変な状況なんだから、家にいないで1人になった方が良いんじゃないか”と言った。(広末は)“子どもたちはどうするの?子どもたちに聞いてみる”って」

サレ夫は「幸せな家族に戻りたい」

 そして彼女は「パパとママは離婚するけど、どっちと暮らしたい?」と、勝手に子どもたちに夫婦の“終わり”を告げ、「心が崩壊した」ジュン氏はその場にいられなくなり荷物をまとめて家を出たのだという。

 鳥羽氏との不倫がキャッチされた後、電話口で広末から“謝罪の言葉”を受けたというジュン氏だったが、以降は彼女と連絡をとっていない模様。もはや離婚は避けられない状況にあるように見えるが、別れたい妻も“懇願”に対して、

「自分の幸せはこの12年、13年近くですけど、2年に1回くらい様々な仕事の色んなことで彼女の心の安定が崩れること以外は、最も自慢できる幸せな家族だったって思っていますし、できればその頃に戻りたいなと思っています」

 今後は弁護士を通して広末、そして鳥羽氏側への対応をとっていくとのジュン氏だが、それでも妻との、そして家族との“復縁”を願うのだった。

「広末さんの意思は固く、すでに気持ちはジュンさんから完全に離れてしまっていると思います」とは、芸能人の不倫・離婚会見を取材してきた芸能リポーター。

 確かに、流出した彼女の“ラブレター”からみても、鳥羽氏との関係は浮気ではなく“本気”と捉えられてもおかしくはない。

裁判ドロ沼化するほどにダメージ

「おそらく彼女が描いているのは、“ママといたい”子どもたちの親権もとりつつ、同様に身辺整理した鳥羽さんとの再婚でしょう。そのためにはジュンさんへの慰謝料、そして財産分与も辞さない構えだと思います。

 ただ、再婚の障害となるのがジュンさんの意思。離婚に応じてくれなければ調停、裁判に持ち込まれるでしょうし、親権争いにも発展する可能性もあります」

 離婚裁判にかかる期間はケースバイケースではあるものの、平均で1年〜2年ともされる。現状、ジュン氏側に“落ち度”はないように映るが、離婚の話し合いがもつれたら、 会見では明かされなかった広末の“見えない部分”も露呈するかもしれない。

「それに裁判が終わるまでに広末さん、そして鳥羽さんの熱が冷めないとも限りません。特に彼にも奥さんとお子さんがいるわけで、こちらもドロ沼化すれば人気シェフのイメージも失墜。本業に影響が出かねません。

 ジュンさんにしてみれば、離婚に“NO”を突きつけたのは“広末さんを救いたい”という愛なのでしょうが、離婚を拒否し続けることで自ずと妻への、そして不倫相手への“復讐”になるような気がします」(前出・芸能リポーター)

 ジュン氏が見据える未来は平和か、それともーー。