アップルは次期iOS 17でiPhoneの画像認識機能を向上させて、写真アプリが人間だけでなくペットも認識できるようになることが明らかとなりました。

↑ペットオーナーはもっとiPhoneに夢中になるかも

 

米MacRumorsによれば、写真アプリの「アルバム」内にある「ピープル」が「ピープルとペット」に変更されるとのこと。これは写真アプリが動物、特に「写真の枚数が多く、ユーザーにとって大事な動物」を検出できるようになったからです。

↑ペットの画像はこのように表示される(画像提供/MacRumors)

 

写真が1枚や2枚しかない動物は対象外となりますが、同じ動物の画像がある程度の数だけあれば、そのペットがアルバムに表示されます。人間と同じようにペットの名前をつけたり、写真を追加したりすることも可能。

 

このアルバムには、そのペットの画像が全て表示されるのも便利ですが、さらにペットとの思い出を「For You」、つまり大切な思い出の写真として表示できることも魅力的です。

 

ペットの認識は正確なようで、同じ色合いのペットでさえも見分けられる様子。白猫2匹、オレンジ猫2匹、縞模様の猫2匹も問題なく見分けられたとされています。

 

また、写真アプリの「画像を調べる」機能によってペットが正確なアイコンで表示されるようになり、品種も判別しようとするそう。

 

新たな写真アプリは、すでに開発者向けのiOS 17ベータ版で利用可能。アップルはより安定したiOS 17パブリックベータ版を7月にリリースする予定です。

 

Source:MacRumors