VAIOハイエンドな「VAIO SX12」「VAIO SX14」に新モデル、性能が向上してオンライン会議が快適に
VAIOは6月7日、個人向けのノートPC「VAIO SX12」「VAIO SX14」の新モデルを発表しました。両モデルともに受注を開始しており、発売は6月16日を予定しています。価格はどちらも19万9800円(税込)から。
VAIO SXシリーズはハイエンドに位置づけられるモデル。12.5型のVAIO SX12はコンパクト、軽量、堅牢、長時間駆動がそろったモバイルPCで、14.0型のVAIO SX14は、軽量モバイルでも生産性を追求した大画面モバイルPCというコンセプトを持っています。
従来モデルからの進化点は、最新の第13世代インテル Core プロセッサー搭載によるパフォーマンス向上、オンラインコミュニケーションの充実などが挙げられます。
両モデル共通で、上位モデルにはインテル Core i7-1360P プロセッサーを、下位モデルにはインテル Core i5-1340P プロセッサーを搭載。従来の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載したVAIO SX14と、インテル Core i7-1360P搭載のVAIO SX14のパフォーマンスを比較したときに、約13%性能が向上しているそうです。
また、インテルが定める条件をクリアした高性能モデルに与えられる、インテル Evo プラットフォームに準拠しているほか、PCとスマホを接続して連携する機能「インテル Unison」に対応しています。
オンラインコミュニケーションでは、映像の前後のフレームをチェックしてノイズを除去する「TNR(Temporal Noise Reduction)」を導入。解像感と色再現性が向上し、オンラインコミュニケーションが快適になるとしています。また、「VAIOの設定」画面で、新たに美肌効果を搭載。肌をなめらかに再現し、自然な印象を与えるとのこと。
さらに、オンライン会議で消費しがちなバッテリーを抑えるため、「バッテリー節約設定」も採用。作業の快適さを損なうことなく、バッテリー駆動時の使用時間を長くするため、CPUのパフォーマンスを制御しています。
VAIO SX12の上位モデル「VJS12690111B」のスペックは、インテル Core i7-1360P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSDで、OSはWindows 11 Pro 64ビット。また、ディスプレイは16:9比率の12.5型で、解像度は1920×1080ドットです。
本体サイズは、約幅287.8×奥行き205.0×高さ15.0〜17.9mmで、重さは約929g。想定価格は27万6800円(税込)となっています。
VAIO SX14の上位モデル「VJS14690111B」のスペックは、VJS12690111Bと同様。ディスプレイも14型のサイズ違いで、ほかは同じです。本体サイズは、約幅320.4×奥行き222.9×高さ13.3〜17.9mmで、重さは約1.08kg。想定価格は28万9800円(税込)となっています。