ハナツアーJは大幅に6日続落、グロース上場基準適合に向け大株主の社長が保有株売却
HANATOUR JAPAN<6561.T>は大幅に6日続落している。24日の取引終了後、大株主で同社の社長である李炳燦氏が保有株式17万600株を売却したと発表した。東証グロース市場の上場維持基準である流通株式比率25%以上の達成に向け、可能な限り市場に与える影響が最小限となるよう、段階的に売却を実施したという。中国における新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒がインバウンド関連株の重荷となるなか、株式需給への悪影響への懸念も加わり、売りが膨らんだ。売却後も親会社のHANATOUR SERVICEとあわせた保有持ち分は66.7%超となっており、安定株主として長期保有する方針に変わりがないとしている。
出所:MINKABU PRESS
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