午前:債券サマリー 先物は続落、米長期金利の上昇が影響
25日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。米金融引き締めの長期化観測などを背景に、前日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが影響した。
24日の米債券相場では、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事がイベントで「米金融当局が来月に利上げを再度実施するか見送るかどうかは今後数週間の主要なデータ次第になるが、引き締めサイクルが終わったと宣言するのは時期尚早」との考えを示したことなどが影響。これを受けた米長期金利の上昇が国内債に売りを促した。朝方に「格付け会社のフィッチ・レーティングスが米国の格下げの可能性を示唆した」と伝えられたことから下げ渋る場面があったものの買いは続かず、債券先物は148円47銭まで軟化する場面があった。なお、きょうは財務省による40年債入札が実施される。
午前11時の先物6月限の終値は、前日比7銭安の148円54銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.420%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
24日の米債券相場では、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事がイベントで「米金融当局が来月に利上げを再度実施するか見送るかどうかは今後数週間の主要なデータ次第になるが、引き締めサイクルが終わったと宣言するのは時期尚早」との考えを示したことなどが影響。これを受けた米長期金利の上昇が国内債に売りを促した。朝方に「格付け会社のフィッチ・レーティングスが米国の格下げの可能性を示唆した」と伝えられたことから下げ渋る場面があったものの買いは続かず、債券先物は148円47銭まで軟化する場面があった。なお、きょうは財務省による40年債入札が実施される。
午前11時の先物6月限の終値は、前日比7銭安の148円54銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.420%で推移している。
出所:MINKABU PRESS