日清食品グループ保有の乳酸菌株に“抜け毛減らす効果”発見
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日清食品グループのグローバルイノベーション研究センターでは、健康科学に関する専門研究部門を設け、乳酸菌のさまざまな健康効果に関する研究に取り組んでいる。今回、日清食品グループが保有する微生物ライブラリーのうち、トウモロコシ由来の「ラクチプランチバチルス プランタラムN793(乳酸菌N793株)」について、毛髪の密度を高め、抜け毛を減らす効果があることを実証した。
さらに、薄毛に悩む日本人の男女を対象として、「乳酸菌N793株」を含むローションと「乳酸菌N793株」を含まないローション(プラセボ)を継続的に頭皮へ塗布する臨床試験を2021年10月から2022年5月に実施した結果、「乳酸菌N793株」を含まないローションを塗布した被験者と比べて、「乳酸菌N793株」を含むローションを塗布した被験者は統計学的に有意に毛髪の密度が上昇した。この成果は、2023年7月に開催される「日本乳酸菌学会2023年度大会」で発表する予定だ。
日清食品グループは、「乳酸菌N793株」が持つさまざまな効果やそのメカニズムについて、これからも研究を続けていくという。