深川麻衣、元アイドル役で井浦新と同居生活!? 元SDN48・大木亜希子の私小説を映画化
女優の深川麻衣が、映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(2023年秋公開)の主演を務めることが17日、明らかになった。
左から深川麻衣、井浦新
同作は元SDN48で作家・大木亜希子の実録私小説の実写化作。主人公の安希子はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまった時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、通称ササポンとの同居だった。不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。
原作者の大木は14歳で芸能界入り、俳優として人気ドラマへの出演、そして20歳でAKB48グループのメンバーとしてNHK紅白歌合戦への出場も果たした。2019年に上梓した同名小説は女性読者を中心に「仕事や人間関係に悩む人への指南書」「自己肯定力の低い主人公と、年上男性の程よい距離感が心地よいです。すごく現代的な物語」など共感の声が拡がり、現在3万部を突破しているという。2021年には、コミカライズ『つんドル! 〜人生に詰んだ元アイドルの事情〜』(全3巻)も発売された。
深川は主役のやさぐれ感満載のアラサー女子・安希子をチャーミングに演じ、ひょんなことから安希子が同居することになった、都内の一戸建てに住むおっさん・ササポン役には井浦新が決定。井浦は、安希子の恋人でも家族でもない、特別な距離感でそばにいてくれるササポンを魅力的に演じている。
監督を務めるのは、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が国内外で高評価を受けた新鋭の監督・穐山茉由、脚本は映画『ずっと独身でいるつもり?』『美しい彼』シリーズ、Netflixシリーズ『金魚妻』等、数々の話題作を担当してきた坪田文。主人公・安希子のアラサー独特な”明るい毒気”や、ササポンから放たれる”マイナスイオン”を魅力的に描き出していく。本作は既にクランクアップし、初夏の完成を予定している。
○深川麻衣 コメント
原作を読んだ時、結婚や仕事に対してもがいている安希子の姿にとても心を打たれました。
元アイドルという境遇も同じなので、この作品で安希子を演じられる事がとても嬉しかったです。
恋人でも、友達でもない、でも、いつもそこにいてくれるササポン。
お互いに良い影響を与えながら、
依存していない関係性はとても理想的な関係性だと思います。
普段、生きていると壁にぶつかったり、ちょっと心が疲れてしまったなという時は誰しもあると思いますが、そんなときこの映画が誰かの心をふっと軽くできたらいいなと願っています。
自分らしさ、自分にとっての幸せとは何かを立ち返らせてくれる作品になっています。
ぜひお楽しみください
○井浦新 コメント
脚本を読んで、とてもほっこりと、ゆるやかな空気感のある素敵な作品だと思いました。
ササポンという役は、演じた事のない役柄でしたので、どんなアプローチをしていこうかなとワクワクしました。そして、ササポンの素敵なセリフを、いかに素敵にならない様に、
普通のおじさんでいるという事のさじ加減が難しくもありましたが、
演じていて面白かったです。
どんな人にでも、無理をしながら、頑張らざるを得ない時があると思います。
映画を観て、安希子にとっての"ササポン"の様な存在を、
人じゃなくても、物や自然でもいいと思いますので、
自分にとっての"何か"を見つけるきっかけになれたら幸いです。
○監督 穐山茉由 コメント
初めて原作を読んだ時、「元アイドル」が「おっさん」と住むというインパクトのあるお話の裏に、現代に生きる人の悩みが痛いほどリアルに描かれていると感じました。
この作品は女同士の友情やキャリアチェンジといった要素も強く、私自身も会社員をしながら映画監督になった経験を持つため、主人公と等身大の視点で撮影に臨みました。
実話ベースの物語ですが、深川麻衣さん、井浦新さんという素晴らしいキャストによって、新しい安希子とササポンの物語が誕生したと思います。
観た方がどこか自分と重ね合わせられるような、そんな作品になると嬉しいです。
○原作者:大木亜希子 コメント
この小説を書いた当時29歳の私は何事にも自信が持てず、自分がやりたいことも見つからず、
婚活に焦っていました。
他人の視線ばかり気にして、少しでも順調な人生を歩む自分に見られたかった。
最終的に偽りの自分に疲れ、盛大に詰みました。
そんなアキコが、家族でも恋人でもない他人のおっさんと出会うことで再生される過程を描きました。
主人公のモデルは紛れもなく私です。
しかし、あらゆる女性の分身として描いたキャラクターでもあります。
ですから、貴方自身の物語でもあります。
この映画を観てくださった方が「色々あるけど明日も頑張ろう」と思えますように。
私は、私のままで良い。少しでも多くの方にそう思っていただけたら幸いです。
(C)2023「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会
左から深川麻衣、井浦新
同作は元SDN48で作家・大木亜希子の実録私小説の実写化作。主人公の安希子はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまった時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、通称ササポンとの同居だった。不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。
深川は主役のやさぐれ感満載のアラサー女子・安希子をチャーミングに演じ、ひょんなことから安希子が同居することになった、都内の一戸建てに住むおっさん・ササポン役には井浦新が決定。井浦は、安希子の恋人でも家族でもない、特別な距離感でそばにいてくれるササポンを魅力的に演じている。
監督を務めるのは、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が国内外で高評価を受けた新鋭の監督・穐山茉由、脚本は映画『ずっと独身でいるつもり?』『美しい彼』シリーズ、Netflixシリーズ『金魚妻』等、数々の話題作を担当してきた坪田文。主人公・安希子のアラサー独特な”明るい毒気”や、ササポンから放たれる”マイナスイオン”を魅力的に描き出していく。本作は既にクランクアップし、初夏の完成を予定している。
○深川麻衣 コメント
原作を読んだ時、結婚や仕事に対してもがいている安希子の姿にとても心を打たれました。
元アイドルという境遇も同じなので、この作品で安希子を演じられる事がとても嬉しかったです。
恋人でも、友達でもない、でも、いつもそこにいてくれるササポン。
お互いに良い影響を与えながら、
依存していない関係性はとても理想的な関係性だと思います。
普段、生きていると壁にぶつかったり、ちょっと心が疲れてしまったなという時は誰しもあると思いますが、そんなときこの映画が誰かの心をふっと軽くできたらいいなと願っています。
自分らしさ、自分にとっての幸せとは何かを立ち返らせてくれる作品になっています。
ぜひお楽しみください
○井浦新 コメント
脚本を読んで、とてもほっこりと、ゆるやかな空気感のある素敵な作品だと思いました。
ササポンという役は、演じた事のない役柄でしたので、どんなアプローチをしていこうかなとワクワクしました。そして、ササポンの素敵なセリフを、いかに素敵にならない様に、
普通のおじさんでいるという事のさじ加減が難しくもありましたが、
演じていて面白かったです。
どんな人にでも、無理をしながら、頑張らざるを得ない時があると思います。
映画を観て、安希子にとっての"ササポン"の様な存在を、
人じゃなくても、物や自然でもいいと思いますので、
自分にとっての"何か"を見つけるきっかけになれたら幸いです。
○監督 穐山茉由 コメント
初めて原作を読んだ時、「元アイドル」が「おっさん」と住むというインパクトのあるお話の裏に、現代に生きる人の悩みが痛いほどリアルに描かれていると感じました。
この作品は女同士の友情やキャリアチェンジといった要素も強く、私自身も会社員をしながら映画監督になった経験を持つため、主人公と等身大の視点で撮影に臨みました。
実話ベースの物語ですが、深川麻衣さん、井浦新さんという素晴らしいキャストによって、新しい安希子とササポンの物語が誕生したと思います。
観た方がどこか自分と重ね合わせられるような、そんな作品になると嬉しいです。
○原作者:大木亜希子 コメント
この小説を書いた当時29歳の私は何事にも自信が持てず、自分がやりたいことも見つからず、
婚活に焦っていました。
他人の視線ばかり気にして、少しでも順調な人生を歩む自分に見られたかった。
最終的に偽りの自分に疲れ、盛大に詰みました。
そんなアキコが、家族でも恋人でもない他人のおっさんと出会うことで再生される過程を描きました。
主人公のモデルは紛れもなく私です。
しかし、あらゆる女性の分身として描いたキャラクターでもあります。
ですから、貴方自身の物語でもあります。
この映画を観てくださった方が「色々あるけど明日も頑張ろう」と思えますように。
私は、私のままで良い。少しでも多くの方にそう思っていただけたら幸いです。
(C)2023「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会