Sony、新フラッグシップスマホ「Xperia 1 V」を発表!日本では6月中旬より順次発売。メーカー版「XQ-DQ44」も7月中旬に約19万5千円で発売
新フラッグシップスマホ「Sony Xperia 1 V」が登場! |
Sony(ソニー)は11日(現地時間)、同社が展開する「Xperia」ブランドの新商品発表会「The next ONE is coming.」をオンラインにて開催し、新しいフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 1 V(エクスペリア ワン マークファイブ)」(Sony製)を発表しています。日本を含む国・地域で発売予定で、日本国内では一部の携帯電話事業者から2023年6月中旬以降に発売されるとのこと。
さらに同社ではXperiaスマホにプリインストールされているアプリ「Xperia Lounge」利用者限定でXperia 1 VおよびXperia 10 Vをいち早く体験できる「Xperia 新商品体験会」を2023年5月23日(火)19:00〜21:30にソニーシティ大崎にて実施します。応募期間は2023年5月11日(木) 13:00〜5月16日(火) 23:59までで、Xperia Loungeリワードのランクが高いほど、当選倍率がアップするとしています。
当選者には2023年5月19日までに登録したメールアドレス宛に連絡し、当日は当選メールをプリントアウトして受付に提示する必要があるとのこと。新製品の撮影データはmicroSDカードなどを持参して持ち帰れるということです。なお、参加は無料ですが、交通費は自己負担となり、感染症防止対策としてマスクを着用して参加する必要があるほか、未成年者は必ず保護者の同伴が必要となっています。
他にも同社では直営店・旗艦店「ソニーストア」の銀座および札幌、名古屋、大阪、福岡天神にてXperia 1 V XQ-DQ44の先行展示を予定しているほか、これらの5店舗にてXperiaの新商品をいち早く体験できるタッチ&トライイベント「New Xperia Touch & Try @Sony Store 2023 Spring-Summer 〜すべてのXperiaファンに贈る、本物のエクスペリエンス〜」( https://xperia.sony.jp/campaign/tt_event_2023_spring_summer/ )を2023年6月1日(木)から6月18日(日)まで開催するとしています。
Xperia 1 Vはソニーが展開するXperiaブランドにおける最新フラッグシップスマホで、昨年発売された「Xperia 1 IV」の後継機種となり、引き続いて映画のスクリーンのアスペクト比である2.35:1とほぼ同じとなる21:9の約6.5インチ4K HDR(1644x3840ドット)有機ELによるシネマワイドディスプレイを搭載し、新たにチップセット(SoC)がQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」となって高性能化しています。
また新たに新開発のスマホ向けの2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を世界で初めて搭載したほか、望遠カメラは85〜125mm(F2.3〜F2.8)の光学ズーム対応レンズを採用して歪みが少なく明るいポートレート撮影ができ、さらに豊かな色表現ができることも特長で、人物の肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile」を搭載しています。これにより、撮影後にカラーグレーディングなどを施さずにシネマティックな映像をそのまま記録することができます。
<フロントカメラ>
・約1200万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1/2.9型、1画素1.22μm)+広角レンズ(F2.0、焦点距離24mm、画角83°)
<リアカメラ>
・約4800万画素CMOS「Exmor T for mobile」(1/1.35型、1画素1.12μm、4in1)+広角レンズ(F1.9、焦点距離24mm、画角84°)
・約1200万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1/2.5型、1画素1.4μm)+超広角レンズ(F2.2、焦点距離16mm、画角123°、光学0.67倍)
・約1200万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1/3.5型、1画素1μm)+望遠・超望遠レンズ(F2.3、焦点距離85mm、画角28°、光学3.5倍・F2.8、焦点距離125mm、画角20°、光学5.2倍)
外観はこれまでのXperia 1シリーズを踏襲しており、新たに機能性を意識した触覚デザインを取り入れ、本体背面には独自開発のテクスチャーを施したフロスト強化ガラスを使用しており、本体側面のごく細かなスリットと合わせて安定感のあるグリップを実感できるため、手から滑り落ちる心配をせず撮影に集中することができます。これにより、デザイン性の高さだけでなく、堅牢性と先進性を兼ね備えた機能美を追求しています。
また視聴面では進化したスピーカーアンプが臨場感の向上に寄与しており、4K HDR対応のシネマワイドディスプレイによって映画も音楽も本機だけで迫力のある視聴体験ができます。加えてゲームアシスト機能の「ゲームエンハンサー」によって勝利にこだわるゲームプレイヤーを視覚や聴覚からサポートし、ゲームプレイだけでなくプレイ中の映像と実況をYouTubeでライブ配信することもでき、すぐにゲーム実況が可能です。
さらに性能面では独自のヒートマネジメントも強化してカメラ動作時において消費電力を従来比約20%改善しているほか、本体放熱性能として熱拡散シートの体積を約60%拡大しており、消費電力の改善と放熱性が向上して高いパフォーマンス性能と持続性を両立することによって発熱を抑制しながら長時間の撮影などを可能にしています。
主な仕様はmicroSDXCカードスロットおよび5000mAhバッテリー、急速充電(USB PD)、ワイヤレス充電、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、防水(IPX5およびIPX8)、防塵(IP6X)、NFC Type A/B、Wi-Fi 6E(2.4、5、6GHz)、Bluetooth 5.3、側面指紋センサー、Android 13など。また日本国内向けはメーカー版もキャリア版もおサイフケータイ(FeliCa)に対応しています。
サイズは約165×71×8.3mm(突起部除く)、質量は約187g、本体色はメーカー版ではブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色展。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMが1つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、メーカー版では発売時より5Gのスタンドアローン(SA)方式におけるローカル5Gにも対応しており、メーカー版の携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
さらに別売の専用ゲーミングギア「Xperia Stream」と組み合わせることによって長時間のプレイや配信が可能で、Xperia 1 Vの背面から前面まで冷やす専用構造の冷却ファンとマルチポートを備えるXperia Streamはハイパフォーマンスなゲームのプレイや高い品質の配信を実現し、業界最高クラスのモバイルゲーム体験を提供します。
その他、個装パッケージにはソニーの持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として環境に配慮した独自開発の紙素材である「オリジナルブレンドマテリアル」を使用し、プラスチックの全廃を実現しているほか、本体内部のバージンプラスチックの使用削減も進めており、ソニーが開発した難燃性再生プラスチック「SORPLAS」を本体の内外に用いる部品の一部原材料として使用しています。更新中。
記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Sony Xperia 1 V 関連記事一覧 - S-MAX
・Sony Launches New Xperia 1V Smartphone
・Xperia 1 V Sensor der nachsten Generation. Bildverarbeitung der nachsten Generation. | Smartphones | Sony Deutschland
・昼夜を選ばず、動画でも印象的な撮影が可能なフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 V』発売 | ニュースリリース | ソニー
・Xperia 1 V(XQ-DQ44) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・Xperia 1 V | Xperia公式サイト