参天薬が大幅高、23年3月期は営業赤字縮小へ上振れ着地

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 参天製薬<4536.T>が大幅高している。27日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が2720億円から2790億円(前の期比4.8%増)へ、営業損益が65億円の赤字から31億円の赤字(前の期358億8600万円の黒字)へ、最終損益が155億円の赤字から150億円の赤字(同271億8900万円の黒字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

 主に日本で抗アレルギー点眼剤アレジオン点眼液(アレジオンLX点眼液を含む)などの主力製品が想定以上に好調に推移し、売上総利益が増加したことが要因。また、全社的なコスト最適化の取組みの進展も寄与したという。

出所:MINKABU PRESS