ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。4月26日(水)の放送は、4人組バンド・レトロリロンがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、4月19日(水)リリースのファーストEP『インナーダイアログ』の感想を伝え、タイトルに込められた思いを聞きました。登場時のトークとあわせて紹介します。



こもり校長:レトロリロン先生は、去年(2022年)の11月 https://www.tfm.co.jp/lock/staff/index.php?itemid=19899以来の来校です。5ヵ月か〜。

涼音(Vo/Ag):そんなに経ったんですね。

永山タイキ(Dr):すごく前のことのような感じがする(笑)。

こもり校長:僕は逆に、けっこう最近のような気がしています。

永山:本当ですか? それは嬉しいかもしれないです(笑)。

miri(Key):嬉しいね(笑)。

こもり校長:また、お会いできて嬉しいです!

飯沼一暁(Ba):こちらこそです!

こもり校長:ただ、5ヵ月の“長さ”を感じるのは、あの……新教頭です(笑)。

レトロリロン:あっ、はい!

こもり校長:(4月から)新体制になりました。

COCO教頭:ナニワのブリトニー・スピアーズこと、COCO教頭です!

レトロリロン:お願いします……!

こもり校長:なんか5ヵ月経ったら、学校がちょっと変わっちゃいましたね!

COCO教頭:なんか、すみませんね……!

全員:(笑)。



こもり校長:レトロリロン先生は、4月19日にファーストEP『インナーダイアログ』をリリース! おめでとうございます!

レトロリロン:ありがとうございます!

こもり校長:『インナーダイアログ』というタイトルは、どういう意味なんですか?

涼音:造語なんですけど、「ダイアログ」が“2人以上の対話”、「インナー」が“自分自身”という意味があって……“自分自身との対話”という意味が込められています。

こもり校長:このEPには新曲を含む6曲が収録されているんですけど、僕が受けた印象は……この6曲は引きで見ると、色がどれも同じに見える。でも、近寄れば近寄るほど、同じ色でも全然違うものに見えるというか。同じ青でも、めちゃくちゃ濃かったり、爽やかで淡い青だったりで、こんなにも細かく表現するんだ、と思いました。

僕は歌詞を見ながら曲を聴くんですけど、歌詞の詰まり具合がすげえな! っていう。よくあんなにもたくさんの言葉を扱いながら……でもちょっと心の機微だったりをうまく表現していて、というのがすごかったです。

涼音:ありがとうございます。

こもり校長:同じ感情なんだけど、これを一言で表すにはちょっと違うな、みたいな絶妙なニュアンスの感情……に、すごく寄り添ってくれるEPだなと思いました。

COCO教頭:応援ソングって、ガツっと背中を押して「行くぞ!」というのもあれば、寄り添ってくれるものもあると思っていて。レトロリロン先生の曲調は、すごく寄り添って「一緒に前に進んで行こうね」と言ってくれている気がしました。私、今日雨のなかをめちゃめちゃ歩きながら聴いていたんですけど、泣きそうになって……(笑)。

miri:あぁ〜……!

COCO教頭:振り切っている歌詞もあるのに、曲調ですごくメロウだったりアンワインドな感じに仕上げてくれているから、スーッと入ってくるなと思いました。

レトロリロン:ありがとうございます……!

こもり校長:これって……“自分との対話”という造語だとおっしゃっていましたけど、何か主人公とかストーリーとかを立てているんですか?

涼音:これは、僕自身のことしか曲にしていなくて。それをメンバーでより音楽として聴きやすくしてもらって、届けているんですけど。基本的には僕が生きてきて感じたこととか体験したこととか……本当にノンフィクションというか、ありのままの経験を曲にしている、という感じです。

こもり校長:じゃあ、ご自身と向き合いながら作った6曲じゃないですか。それぞれの感情やバックボーンは違うと思うのですが、その6曲がまた集まって1つになったわけですよね。そういう意味で、この『インナーダイアログ』はどんなEPになりましたか?

涼音:今おっしゃってもらったように、『インナーダイアログ』は6曲が揃ってから付けたタイトルなんです。それまでにも、この6曲を集めて「どんなタイトルにしよう」みたいな話はしていたんですけど、あらためて自分で書いた6曲を振り返ってみて……“自分と話し合いながら、人生を頑張って進めていく”という共通点がこの6曲に見えた気がして。そこから、そういうインスピレーションを受けてこのタイトルを付けたんです。

なんと言うか……生きていくなかで、自分自身とちゃんと話し合っていく、ということが、実は意外とできないというか、難しかったりするんですけど。でも、そこがすごく大事なんだよ、というのを伝えられたらいいな、というEPですかね。



――「カウントダウン・ラグ」(EP収録曲)オンエア後……

こもり校長:僕がこの曲を初めて聴いたときに、主人公がまだ何者にも成り得ていない状況にいる、というのがイメージできて。“昨日に戻れた”みたいなファンタジーでもなければ、“何かを成功させた、成就した”という状態でもない。まだ何かに悩みながらも捨てきれていない主人公が、“何かちょっと変わるんじゃないかな”みたいな革命前夜というか。こういう瞬間がいちばんパワフルなのかもしれないな、と思いました。

COCO教頭:私がこの曲を聴いて思ったのは……いま生きている自分の世界って、誰かと比べて美しいと気づくんじゃなくて、自分のマインド次第で“こういうふうに美しく見えるんだ”って気づかされるというか。寄り添ってくれる感じで、この曲めっちゃ好きです。

レトロリロン:ありがとうございます!



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聴取期限 2023年5月4日(木)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)

放送日時:月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/