プロが選ぶユニクロの部門別“ベストバイ”ワードローブTOP3【人気ショップ売れてるモノ頂上決戦!】

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【人気ショップ売れてるモノ頂上決戦!】

今やライフウエアブランドとして世界中で人気を誇るユニクロ。そのコスパの高さと安心感から“とりあえず”で選んでいる人も多いだろうが、ファッションのプロたるスタイリストなら、どんなアイテムを選ぶのだろうか!?

*  *  *

毎シーズン、ハズレのないラインアップで世の人々を楽しませるユニクロ。この春夏に注目すべきキーワードをスタイリストの添田和宏さんに尋ねると“上質で飽きのこないシンプルさ”という回答が。実際、ここで紹介した定番アイテムは、どれも細部までこだわりが感じられる秀作揃い。

「今季は着回し力の高いアイテムが増えた一方、ファッション的要素の強い攻めたコラボアイテムも充実しているので、両方を上手にミックス出来るとさらに着こなしが楽しめるとおもいます」

気に入った色違いをストックして着まわすも良し、普段は選ばない色やアイテムに挑戦するのも良し。本記事を参考に揃えれば、春夏は勝ったも同然。

スタイリスト 添田和宏さん
雑誌や広告、CMからタレントや俳優など、幅広くスタイリングを手掛ける。色や柄をポイントにしたスタイリングを得意とし、ファッション初心者でも真似しやすいと定評アリ

 

【アウター部門】

<第1位>折り畳み傘よりも軽くコンパクトに携行可

撥水加工を施したボディにポケッタブル仕様と美味しいとこどり。コートにありがちなシワを気にすることなく品よくガシガシ着られます(添田さん)

ユニクロ
「ポケッタブルハーフコート」(5990円)

撥水加工済み生地は、シワ感がカジュアルな印象を与えるのみならず、ややユッタリめシルエットと軽やかな素材感で持ち歩きにも便利。折り畳み傘代わりにバッグに忍ばせたい。

▲小さく折り畳んで付属バッグに収納可能なポケッタブル仕様が本作最大のウリ。通常時は内ポケットに入れておけば邪魔にならない

<第2位>上質なウールのようで思わず感動する機能派

オン・オフ万能で軽くて楽、汗も乾きやすいなんて最高じゃないですか? ストレッチが効いていて体型が変わりやすい大人世代にも◎(添田さん)

ユニクロ
「感動ジャケット 2WAYストレッチ(ウールライク)」(6990円)

多くのファンを擁する「感動ジャケット」を、上質感のあるマットな生地でアップデート。汗が乾きやすいドライ機能と適度にリラックス感のあるシルエットで初夏まで活躍する。

▲裏地と肩パッドのないアンコン仕様。さらに2方向に伸縮するストレッチ素材を使用しているため、旅行や出張に持っていくのにも◎

<第3位>撥水・防風・透湿を2.5層素材で実現

撥水加工、防風性、透湿性をすべて兼ね備えた機能的アクティブウエア。ミニマムな意匠なので様々なシーンでの活躍が期待できます(添田さん)

ユニクロ
「ブロックテックパーカー(3Dシルエット)」(6990円)

小雨程度なら弾く撥水性と優れた防風性、内部の湿気を排出する透湿性の三拍子を備えた2.5層素材を採用。ストレッチ性と立体的カットで着心地と動きやすさが両立された佳作。

▲ご覧のようにボディ内側は、パーツとパーツの接続部をシームテープで補強。これによって軽量性と防水性を両立。見るからに軽快だ

▼アウター部門+1でコレも推し!

ユニクロ
「デニムジャケット」(4990円)

肩の落ちたリラックスフィット、かつストレッチも入っているので着心地最高。現代的デザインで普段の着こなしにも取り入れやすい(添田さん)

着丈が短かくヴィンテージ風の見た目に反し、素材はストレッチデニムで着心地抜群。身頃サイドにはあると便利な腰ポケットを装備。

 

【トップス部門】

<第1位>素材の風合いも美しく重ね着にも重宝する

表面と裏面が異なる編み方で美しい風合いに仕上がっている。ワンマイルウエアやルームウエアならセットアップでの着用もオススメ(添田さん)

ユニクロ
「スウェットシャツ」(2990円)

襟元のガゼットやリブ幅といったヴィンテージスウェットのディテールと普遍的なシルエットが合体。同素材のパンツとのセットアップも楽しめる。春の着こなしに合う9色展開。

▲キメ細やかな風合いにこだわった表面に対し、裏地は肌当たりの良いパイル地を採用。汗をかきやすくなるこれからの季節にも最適だ

<第2位>パターンをイチから作成した本格派BD

細部に至るまでクラシカルなディテールを徹底的に研究することで実現させたバランス感が秀逸。幅広い着こなしに対応してくれます(添田さん)

ユニクロ
「オックスフォードシャツ」(2990円)

しなやかでハリとコシのある上質なオックスフォード生地を使い、細部の縫製に至るまで伝統的スタイルを踏襲。ジャストでもオーバーサイズでも使えるので、他のカラバリも含めて複数枚押さえておいて損はない。

▲リラックス感のある身頃のシルエットに対し、美しいロールを描くボタンダウン襟。襟だけでなく前立てまでこだわりが詰まっている

<第3位>上品でかなりクリーン!1枚で洒脱なTシャツ

シッカリした首周りとコットンライクな質感で高級感あり。清涼感が魅力のエアリズム素材でありながら、一枚で着ても様になりますね(添田さん)

ユニクロ
「Uniqlo U エアリズム コットンオーバーサイズTシャツ」(1990円)

クリストフ・ルメール率いるユニクロUの新作は、見た目はコットンだがサラリと快適なエアリズム素材の5分袖Tシャツ。ユッタリとした美しいシルエットも魅力だ。9色展開。

▲程よく落ち感のあるドロップショルダーと二の腕まで届く5分袖の組み合わせが、上品でありながらリラックスした雰囲気を生み出す

▼トップス部門+1でコレも推し!

ユニクロ
「ドライ EX クルーネックT ライト」(1990円)※4月下旬より販売予定

スポーツウエアってシンプルなデザインが多いのですが、コレだったらさりげないグラデカラーで周囲をリードすることができます!(添田さん)

汗を吸収して素早く乾かす「ドライEXTシャツ」が、従来モデルに比べて約35%もの軽量化に成功。さらに快適な着心地へと進化した。

 

【ボトムス部門】

<第1位>90年代名作デニムをユニクロの手で再構築

あのヘルムート・ラングとユニクロがまさかのコラボ! 洗練された無駄のないデザインは、大人が押さえておきたい一本と言えます(添田さん)

ユニクロ
「UNIQLO and HELMUT LANG クラシックカットジーンズ」(9900円) ※ユニクロ一部店舗とオンラインストアのみで販売

ミニマルなデザインで1990年代に一世風靡したヘルムート・ラングの名作デニムを、リサイクルコットンとオーガニックコットンを一部使用して現代的に再構築。カラーは他に白と黒。

▲ボディと同色のステッチ、リベット、ボタンで統一感を演出、無駄な装飾を一切省くことでミニマルかつ洗練された印象を強めている

<第2位>品良く、手入れも簡単オン・オフどちらでも

ワイドながらも股上はやや浅めのスッキリシルエット。洗濯機で洗えてシワになりにくく、コーディネートしやすいのがポイントです(添田さん)

ユニクロ
「タックワイドパンツ」(3990円)

ワイドフィットなストレートシルエットで、オン・オフの両方に対応。縦横に伸びる2WAYストレッチ素材がストレスのない履き心地を実現し、タックが大人の品格を演出する。

▲ウエスト内側に通されたドローコードでフィッティング調節が可能。サイドにゴムも入っているのでベルトレスでも穿くことが出来る

<第3位>驚くほど動きやすく、かつ肌触りはサラサラ

吸汗速乾性を追求しながらも肌触りなめらかで、動きやすい万能ボトムス。程よくテーパードしていてスタイルアップ効果も狙えます(添田さん)

ユニクロ
「ウルトラストレッチドライEX テーパードパンツ」(2990円)

吸汗速乾性を突き詰めたこだわりのストレッチ素材で快適な着用感。背面にジップポケットを追加し、さらに利便性アップ。テーパードシルエットによる美脚効果までも見込める。

▲素材は汗が乾きやすく、なめらかなエアリズムを使用。ポケットがメッシュ素材なので、汗をかいても肌に張り付かずストレスフリー

▼ボトムス部門+1でコレも推し!

楽チンなストレッチ&ウエストゴム仕様ですが、見た目がシアサッカーだから折り目正しくクリーンな雰囲気。この夏、重宝するハズ(添田さん)

ユニクロ
「ストレッチイージーショーツ」(1990円)

肌離れが良く、サラリとした素材感で春夏の装いにも最適。しかもストレッチが効いていてウエストゴムなのでリラックスして穿ける。

 

【グッズ部門】

<第1位>UVカット&吸汗速乾夏に嬉しいWな機能性

シンプルなデザインでありながら吸汗速乾とUVカット機能付き。さらにベルト内側のすべり部分はゴム仕様で心地よくフィットします(添田さん)

ユニクロ
「UVカットツイルキャップ」(1990円)

吸汗速乾性を備えながらも、見た目はシンプルで合わせやすい無地のベースボールキャップ。UPF50+のUVカット機能を持たせているため、日差しが強まる夏シーズンには必須だ。

▲サイズ調整に使われるリアアジャスターは、本格派の雰囲気漂う本革ベルト&メタルバックル仕様。背面のアクセントとしても効果的

<第2位>消臭機能と伸縮性で臭いも穿き心地も安心

毛羽立ちしにくいコットンを使い、穿き心地抜群で消臭機能付き。ヘタれにくいので僕も赤ブリーフを15枚ほど所持しています(笑)(添田さん)

ユニクロ
「コットンボクサーブリーフ(前開き)」(590円)

コスパの良さから愛用者も多いユニクロのアンダーウエア。こちらは股上が深くも浅くもないレギュラーライズで、安心感のある穿き心地。これからの時期は消臭機能もありがたい。

▲ストレッチ性のあるコットンをボディに使っているため、心地良い穿き心地が味わえる。毛羽立ちにくくて長持ちする点も高ポイント

<第3位>見た目以上の収納力で豊富なカラバリ8色

収納力抜群! しっかりと中身を入れてもフォルムをキープ出来るようパイピングをプラスするなど、心憎いコダワリが感じられます(添田さん)

ユニクロ
「ラウンドミニショルダーバッグ」(1500円)

柔らかくラウンドしたフォルムで、肩掛け時にも身体に絶妙フィット。撥水加工により小雨程度の水なら弾いてくれて、アクティブシーンにも最適。サイズH17×W28×D10cm

▲コンパクトに見えて、スマホや長財布だけでなく、手帳に水筒までもスッポリ収まる。旅先での現地用としても優秀だ

▼グッズ部門+1でコレも推し!

エアリズムを使用し、サラリとした肌触りをキープできるのでベタつきにくい。表面の特殊加工によって毛玉が出来にくいのも良き!(添田さん)

ユニクロ
「マクラカバーM」(990円)

快適機能のエアリズムはマクラカバーにも。汗や湿気を吸収しても乾きやすく、シンプルで部屋に馴染みやすい。サイズH43×W63cm

※2023年4月6日発売「GoodsPress」5月号28-29ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【人気ショップ売れてるモノ頂上決戦!】

<取材・文/TOMMY>

 

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