日本航空(JAL)は、ジャルパックが販売したホテルプランが、景品表示法に違反していた可能性があることを明らかにした。

4月18日付けの文春オンラインが、ジャルパックが販売する「JALイージーホテル」で取り扱っている4軒のホテルで、宿泊料金が3万円であるのに対し、JALマイレージバンクの1万マイルを付与するなど、景品表示法の「総付景品」に該当するとみられる販売を行っており、3月末に旅行者からの指摘で販売を停止したと報じていた。景品表示法の「総付景品」では、ポイント等で還元できるのは支払額の20%までに制限されている。

本誌は3月、ANAが全路線7,000円セールで販売した一部の航空券で、同法に抵触する可能性があるとして、積算マイル数に上限を設けるとの記事を掲載した。同様に6,600円で航空券を販売したJALは、「フライトマイルは景品表示法の景品に該当しない」と、4月19日に改めて回答した。

JALは、「今後、JALグループとしてマイルの取り扱い・提供方法について適切な運用、法令の順守を行うよう再発防止に取り組んでまいります」とコメントした。