世界を相手に仕事をする人こそ使いたいGMTウォッチ5選

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クロノグラフ、ダイバーズなど時計にはさまざまな種類があります。GMTもそのひとつ。

GMTとはイギリスにあるグリニッジ天文台を通る子午線を基準とした国際的な基準時刻のことで、Greenwich Mean Timeの略。「グリニッジ標準時」や「グリニッジ平均時」と呼ばれるものです。

以前はこのグリニッジ標準時が国際的な基準時刻として使われていましたが、近年はUTCという国際原子時をもとにした協定世界時が標準時として使われています。

世界各地の時刻の基準として使われていたGMTですが、時計の世界では複数のタイムゾーンを同時に表示する機能を指す言葉になります。

多くが採用するふたつのタイムゾーンを表示するモデルでは、メインの時分針や秒針とは別にもう1本針が付いています。この針は24時間針になっていて、文字盤内やベゼルに刻まれた24時間表記部分で時刻を確認します。

このように、2カ所の時刻を同時に確認できるということは、海外と仕事をしている時に相手国の時間が分かったり、海外にいる時に日本の時刻が分かったりするということになります。またデザインが独特のものになるため、人気があります。

そんなGMTウォッチを5本ご紹介します。

 

1. 高コスパなGMTモデル

シンプルかつ高コスパな機械式モデルとして人気のセイコー5スポーツにもGMTモデルがラインナップしています。「SKX Sports Style GMT モデル」は、セイコーの名作スポーツウオッチ“SKXモデル”をベースに最新GMTムーブメントを搭載したモデルで、24時間表示が刻まれたベゼルは、ひと目で昼夜が分かるように2色に塗り分けられています。3時位置のカレンダーはマグニファイドレンズで拡大されるなど、5万円台とは思えない充実した機能を搭載しています。

>> 「セイコー 5スポーツ」から最新GMTムーブメント搭載の5万円台モデル登場

 

2. 2色ベゼルがいかにもGMT

2019年の復刻以来、大人気のタイメックス「Q TIMEX」からもGMTモデルが登場しています。「Q TIMEX GMT」は、ベースとなるオリジナルの「Q TIMEX」とほとんどデザインは変わりませんが、ベゼルが24時間表記になり、もちろんGMT針がついています。またカレンダーがオリジナルはデイデイトに対して、こちらはデイのみに。太いベゼルに4本針というGMTらしい1本が約3万円というのは、かなり魅力的ですよね。

>> 復刻以来大人気の「Q TIMEX」にGMTモデルが追加!

 

3. 世界に思いを馳せられる都市名表示

スイスの時計メーカー、レイモンド・ウェイルからは、ブランドの代表的モデルである「フリーランサー」のGMTモデル「フリーランサー GMT ワールドタイマー 2765」が登場しています。通常のインデックスの外側に24時間表記、そして最も外側には各タイムゾーンの主要都市名が書かれているので、文字盤を眺めているだけで「いま、あの街は何時なんだな」なんて、世界各地に思いを馳せてしまうかも。

>> レイモンド・ウェイル「フリーランサー」をミリタリー顔でGMT化

 

4. カラフルな文字盤に都市名が上手くマッチ

こちらもスイスブランドであるミドーからは、ダイバーズウォッチにGMT機能が付いた「オーシャンスター デコンプレッション ワールドタイマー」が。とにかく目を引く文字盤のデザインは、1960年代のデザインをもとにしたもので、カラフルな部分は減圧表示テーブルになっています。さらにベゼルには世界各地に都市名も書かれているので、情報量がスゴい! でも違和感なくしっかり時刻を確認できるというのは、やはり優れたデザインなのかもしれません。

>> 60年代生まれのMIDOの名品がGMTを搭載して登場。カラフルなデザインもいい!

 

5. 本格ダイバーズ×GMT

セイコー プロスペックスにもダイバーズ&GMTの機械式モデルがあります。それが「<セイコープロスペックス>1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン GMT」。存在感あるベゼルは逆回転防止機構が付いたダイバーズ仕様で、GMT用の24時間インデックスは、文字盤の最も外側に付いています。ダイバーズらしい力強いデザインに控えめなGMTは、ダイバーズのデザインが好きな人にいいかもしれませんね。

>> セイコー プロスペックス初のGMT機能付きメカニカルダイバーズウオッチが登場!

<文/&GP>

 

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