日本航空(JAL)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を、6月発券分から引き下げる。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2か月間の平均を、2か月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めている。2月から3月までのシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均103.03米ドル、1米ドル133.31円だったため、円貨換算額は13,734円となった。

6月1日から7月31日までの発券分の日本発旅程では、いずれも片道あたり、韓国・極東ロシア線は3,500円、韓国・モンゴル以外の東アジア線は8,400円、グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク)線は11,000円、タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク)線は17,900円、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ線は21,300円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は33,400円となる。

■燃油サーチャージ額(2023年6月〜7月/日本発旅程・片道)

韓国・極東ロシア 3,500円

韓国・モンゴル以外の東アジア 8,400円

グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク) 11,000円

タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク) 17,900円

ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ 21,300円

ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 33,400円