ダイソンのヘアドライヤーをジェットエンジン化して危険すぎる毛髪発火ドライヤーを生み出すムービー
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」のキャッチコピーで知られるダイソンは、「羽のない扇風機」など独創的な外観の家電製品を数多く展開しています。そんなダイソンのドライヤー「Dyson Supersonic hair dryer」をジェットエンジンに改造してしまったムービーが工作系YouTubeチャンネル「Integza」によって公開されています。
I turned my Dyson Hairdryer into a JET ENGINE - YouTube
ロケットエンジンに改造するために、まずは分解。
分解すると、コンプレッサーが出てきました。
分解した状態で電源を入れてコンプレッサーに煙を近づけると、膨大な量の空気を吸い込んで反対方向から排出していることが分かります。
このコンプレッサーと混合物を燃焼させる機構を組み合わせてヘアドライヤーをジェットエンジン化しようというわけ。しかし、Integzaが他の機器で同様の改造を試した際は、温度が急上昇してプラスチックが融解してしまったとのこと。Integzaは、上記の経験を踏まえてヘアドライヤーの外装を金属製の外装に置き換えることにしました。
Integzaは金属の3Dプリント技術を有する企業「K3D」に依頼し、金属製外装を作成してもらいました。
これが3Dプリンター製の金属外装です。
ダイソンのヘアドライヤーっぽくするために、ピンク色に塗装。
金属製外装に各種部品や混合物の燃焼機構を組み込めば、改造版ヘアドライヤーの完成です。
スイッチを入れると、勢いよく火を吹きます。
ドライヤーの威力を確かめるべく風速計を噴射口に近づけた結果、あまりの高熱に風速計が融解してしまいました。
ドライヤーから出る風をトマトに当てると、みるみる焦げていきます。
最終的にトマトが発火。
トマトが三脚と共に黒焦げになってしまいました。
さらに、人体模型にドライヤーの風を当てると、髪の毛が炎上してしまいました。