トッテナムの監督を退任したコンテ。去就に注目が集まる。(C)Getty Images

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 トッテナムは3月26日、アントニオ・コンテ監督の退任を発表した。今シーズンの残りは助監督だったクリスティアン・ステッリーニが暫定で指揮を執り、ライアン・メイソンがヘッドコーチとなる。

 闘将として知られる53歳のイタリア人指揮官は、2点のリードを守り切れず、3−3で終わった今月18日のサウサンプトン戦後に激怒。「トッテナムの歴史はこれだ。20年このオーナーでやってきて、何も勝てていない」「心のこもっていない自分勝手なプレーヤー」といった衝撃的な発言をしていた。

 そして囁かれていた通り、退任となったなか、コンテは27日にインスタグラムを更新。「Football is passion」と切り出し、らしさ溢れるメッセージを発信している。
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「私の情熱と、監督としての激しいスタイルを理解し、共有してくれたスパーズに関わる全ての人に深く感謝したい。いつもサポートと感謝を示してくれたファンのみんなには特別な思いがある。私の名前を歌ってくれたことは忘れられない思い出だ。私たちの旅は終わりを告げたが、これからの人生に幸多かれと祈る」

 この投稿は大きな反響を呼んでおり、トッテナムファンなどから様々なメッセージが寄せられている。

「あなたが失敗したのではなく、トッテナムがあなたを失敗させた」
「もっと良いクラブで成功すべき」
「あなたのせいじゃない。役員連中のせいだ」
「このような形で終わってしまって本当に残念」
「トロフィーを獲るためにもっと一緒に戦いたかったが、残念ながらみんなが乗り気ではない」
「インテルに戻ってきてくれ」
「アントニオ、いつもありがとう!これからの活躍を祈っている!」

 これまでユベントス、チェルシー、インテルなどビッグクラブを渡り歩き、イタリア代表を率いた経験も持つコンテ。新たな旅の目的地はどこになるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部