角を切除後に亡くなった男性(画像は『The Mirror 2023年3月15日付「‘World’s oldest man’ dies ‘aged 140’ after surgery to remove horn-like growths on head」(Image: CEN)』のスクリーンショット)

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中東アラビア半島に位置するイエメン共和国で、頭にヒツジのような“2本の角”を持った男性が話題となっている。男性は6年ほど前に他界したが、最近になって親族が男性の当時の様子についてメディアに語ったところ、注目を集めることとなった。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

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イエメンのニュースメディア『Aden al-Ghad』が今月13日、頭に“2本の角”を持つアリ・アンテルさん(Ali Anter)について伝えたところ、多くの関心を集めた。アリさんはアルジャウフ州の出身で、頭の角によって「ヒツジ男」や額に2本の角が生えていたと伝承される古代ギリシャのアレクサンドロス大王の別名「双角王(ドゥル・カルナイン)」と呼ばれることもあったそうだ。

アリさんの親族が同ニュースメディアに語った内容によると、彼は100歳を過ぎたあたりから前頭部の両脇に“2本の角”が生えてきたという。角はどんどん成長し、左側の角においては下の方に向かってコイル状に伸び、顔半分を覆うような形になっていた。

しかし生活に支障をきたすようになったことから、アリさんは角の切除を決断した。当時の角を切除する様子を撮影した動画には、熱切断機のようなもので煙を上げながらアリさんの角を焼き切ろうとする様子が捉えられている。

ところがその後、アリさんは体調を崩してしまい、角の切除から3日後の2017年7月30日に死亡した。アリさんの家族によると、医療技術を持たない人物によって角を切除されたことで、アリさんは老齢による健康の悪化が急激に進み亡くなってしまったそうだ。家族は「角の切除によって死期を早めてしまった」と主張している。

『Aden al-Ghad』は死亡時のアリさんについて推定140歳だったことを伝えており、70人以上の孫がいたそうだ。また英ニュースメディア『The Mirror』では、アリさんはきちんとした診断を受けていなかったが、彼の角は手足の爪や髪の毛を構成するケラチン(タンパク質)が硬化し角のように盛り上がる“皮角”だったのではないかと指摘している。

ちなみにインドでも2019年、頭頂部に角のような1本の“皮角”を持つ当時74歳の男性が注目を集めた。男性は時々理髪店で角をカットしてもらっていたが、そのうち理容師の手に負えなくなるほど角が成長したため、病院で除去手術を受けていた。男性は医療手術により順調に回復したという。

画像は『The Mirror 2023年3月15日付「‘World’s oldest man’ dies ‘aged 140’ after surgery to remove horn-like growths on head」(Image: CEN)』『The Sun 2023年3月15日付「‘GOAT MAN’ DEAD ‘World’s oldest man’ with two horn-like growths on his head dies ‘aged 140’ days after botched operation to cut them off」(Credit: CEN)』『BBC Arabic 2023年3月15日付「"ذو القرنين" ما قصة وفاة معمر يمني بعد بتر قرونه؟」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)