バルセロナMFガビの選手登録は無効に…アトレティックの選手として再登録、夏にはフリーの可能性が再浮上

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今冬の選手登録が大きな問題となっていたバルセロナ。スペイン代表MFガビもその対象だったが、やはり登録は認められないこととなった。スペイン『アス』が伝えた。

バルセロナのカンテラ育ちのガビは18歳ながらすでにバルセロナの中心選手に。また、ルイス・エンリケ元監督の下、スペイン代表でも重要な役割を任され、カタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍を見せていた。

そのガビだが、バルセロナのファーストチームには登録されていなかったが、1月に選手登録が行われていた。

しかし、慢性的な財政難に陥るバルセロナにおいて、サラリーキャップに抵触する可能性が指摘され、ラ・リーガはこれを拒否。しかし、バルセロナは要件を満たしたとして裁判所へと訴えると、この訴えが認められ、選手登録を果たすこととなった。

一方で、ラ・リーガはこの判決を不服として上訴。予防的措置として選手の登録を認めるが、依然としてバルセロナには問題があるとしていた。

そんな中、バルセロナの商業裁判所は、この予防措置が無効であると判断。ラ・リーガの異議申し立て書は有効だが、バルセロナの書類は期限が守られておらず、欠陥があるため、無効にすると決定したという。

強引なバルセロナのやり方が通用しない結果となったが、ガビの選手登録は取り消し。Bチームの選手として再登録する必要があるものの、チャビ・エルナンデス監督から引き継いだ背番号「6」は維持されるとのことだ。

ただし、ガビを選手登録できない場合は、6月30日で契約満了となりフリーの状態に。バルセロナは、シーズン終了までにサラリーキャップに余裕を持たせる必要が出てきてしまった。

ラ・リーガも声明を発表。「バルセロナの第10商業裁判所から、バルセロナが提出に定められた期限を守らなかったことを理由に、ガビ事件に関して、2023年1月31日に合意した予防措置の解除を知らせる通知を受けました」と、予防措置が無効になったことを伝えている。

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