【食べるSDGs】え、刺身のつまで⁉想定外なシンデレラレシピ「もっちり大根もち」作ってみた!ぷるぷる♪

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2022年12月6日放送の情報番組『あさイチ』では、和食以外にもっと大根を!と、新しい大根料理が紹介されていました。筆者が気になったのが、刺身のつまで作る「大根もち」。無駄にしがちな極細切りの大根も立派な一品になるのだと教えてくれたのは、大根ひと筋24年の大根料理専門店店主、佐藤祐実那さん。材料4つで作れるそうです!SDGsな一品を作ってみましょう♪

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極細切りの大根が刺身に付いているのはなぜ?



今回のレシピの要になるのが刺身のつま。スーパーで刺身を買った時に一緒に入っていますよね。

真っ白な大根に刺身を乗せると刺身が映えることから、引き立て役として重宝されていますが、その他にも大切な役割があるそうです。

大根には抗菌作用や消化を助ける働きがあることから、刺身の鮮度の保持と消化不良を防止する目的があるんですって!

刺身のつまは食べたほうがいいということですね。でも食べない方もきっと多いですよね。せっかく食べられるのに捨てるなんてもったいない!というわけで「もっちり大根もち」を作って、無駄なくおいしくいただきましょう!

刺身のつまをおいしくアレンジ♪「もっちり大根もち」を作ってみた!



【材料】(2人分)
刺身のつま…200g
ピザ用チーズ…大さじ4 
片栗粉…大さじ4
かつおだし(顆粒)…4g
水…適量
ゴマ油…適量

1.  大根をよく洗い、水気を切って細かく刻みます。



大根には刺身から出たドリップが付いていることがあるので、よく洗うのがポイントです。



水気を切って細かく刻みます。大根は最初から極細なので簡単に細かくなりますよ。

2.  ボウルに大根、チーズ、片栗粉、かつおだし、少量の水を入れてよく混ぜます。



水の分量があいまいなので迷いましたが、今回は水を大さじ2杯加えました。



片栗粉は粘り気が出ないので、お好み焼きのような生地にはなりませんね。ピザ用チーズがつなぎになってくれるのでしょう。

3.  フライパンにゴマ油を引き、2の生地をお好みの大きさに広げます。中火で両面が香ばしくなるまで焼きます。

 

今回は直径7cmくらいの小ぶりサイズで焼いてみます。

片面を3~4分程度焼いてひっくり返しましたが、焼くと生地に粘り気が出てフライ返しに引っ付くので返しにくい!形が崩れそうになりましたが、なんとかひっくり返せました。

両面とも2回ずつ焼くとこんがりとした焼き色が付きました。

モッチモチでやわらか!かつお風味が効いていておかずにぴったり♡



おいしそうな焼き色が付きましたよ。見た目はカリッとしているように見えますが、実際はぷるぷるしていて餅のような弾力があります。



中はこんな感じです。刺身のつまが見えますね。

食べてみるととろっとしたやわらか~い食感。例えるなら、だしをたっぷり含めて焼いた関西風のたこ焼きのよう。かつおだしの味とチーズの味がしっかり効いていて、ソースなど何もいらないくらい。

シャキシャキの刺身のつまが、とろとろの「もっちり大根もち」に変身したのが驚きでした。

ちょい足しでアレンジしてみた!



基本のレシピで作った「もっちり大根もち」はかつお風味でおいしかったのですが、具を足せばもっとおかず感が出ると思い、長ねぎ15gと桜エビ(乾燥)3gを加えたバージョンも作ってみました。



長ねぎと桜エビが透けて見え、お好み焼きのような見た目に♪



切ってみると、もっちり感は基本の「もっちり大根もち」と同じです。所々に長ねぎが入っていますね。

食べてみると長ねぎと桜エビの風味がしっかりとしていて、かなりお好み焼きのような味わいに近づいています。シンプルな「もっちり大根もち」は餅のような食感を楽しめ、具を追加したこちらは、おかずとしての味わいを楽しめました♪

これまで捨てていた食材が立派なおかずに変身する点で、このレシピはかなり優秀だと思います!刺身を食べる時はなるべくつまも食べるように、また、残った時は「もっちり大根もち」に変身させて、無駄なくおいしく食べたいと、改めて思いました。

みなさんもぜひ「もっちり大根もち」を作って、刺身のつまがおいしい一品に変身することを実感してみてくださいね。