リサ・ローリングさん(左)と「アダムズのお化け一家」のウェンズデー(右)
 - Albert L. Ortega / WireImage / ABC / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 テレビドラマ「アダムズのお化け一家」(1964〜1966)でアダムス家の長女ウェンズデーを演じた女優リサ・ローリングさんが現地時間28日、脳卒中のため亡くなった。64歳だった。妹のヴァネッサさんが The Hollywood Reporter などに認めた。

 同サイトによると、リサさんは現地時間28日夜、アメリカ・カリフォルニア州バーバンクの病院で息を引き取ったという。ヴァネッサさんは「リサは妹二人の手を握りながら旅立ちました」とコメントを発表している。

 リサさんは1958年2月16日、マーシャル諸島生まれ。6歳でウェンズデー役に起用され、テレビ映画『アダムス・ファミリー オリジナル版』(1977)を含めて3年間、同キャラクターを担当した。ウェンズデーはその後、クリスティナ・リッチさん(『アダムス・ファミリー』)、ジェナ・オルテガさん(Netflixドラマ「ウェンズデー」)といった役者が演じており、Netflix版に登場するダンスシーンの振り付けは、リサさんのウェンズデーから刺激を受けたと、ジェナさんがTwitterで明かしていた。

 ウェンズデー役でブレイク後は、『美女のしたたり/猟奇と虐待の殺人マニア』(1987)や『コング/怒りの処刑』(1987)といった映画に出演。俳優としてのクレジットは『ドクター・スパイン(原題) / Doctor Spine』(2015)が最後となっている。(編集部・倉本拓弥)