(左から)鈴木亮平、宮沢氷魚

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映画『エゴイスト』のプレミア上映会が、19日の都内で行われ、キャストの鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子、ドリアン・ロロブリジーダ、そして、松永大司監督らが登壇した。

本作は、2020年に亡くなったエッセイスト・高山真さんの自伝的小説を実写化した人間ドラマ。性別や血のつながりなど、さまざまなボーダーを問う、愛と赦しの物語として完成させている。

メガホンを取った松永監督は、他で取材を受けたときに「まだまだ日本において性的マイノリティが置かれている状況への理解が深まらない中、次は同性愛者である主人公をしっかり描きたいと思っていた」と経緯を述べている。

鈴木は「色んな意味で美しい映画が出来ました。ドキュメンタリータッチの仕上がりで、それら全ての場面、描かれている色も美しくて、僕たち二人の空間に、見てくださる皆さんもずっと一緒にいたいと思うはず」と自信を示した。また、この作品に出会ったのは「ご縁なのかなと思いました。それは、劇中に登場する浩輔が、おこがましいのですが、自分に似ているなと思ったんです。そして、作者の高山さんとの共通点もあったりして、自分がやるべき作品と思っていました」と振り返った。


▼ (左から)鈴木亮平、宮沢氷魚



宮沢も共感している思いがあるといい「亮平さんが仰っていましたが、僕もこの作品は、とにかく美しいと思っていて、併せて、心にもグッとくる作品でもあります」とアピールした。他にも「日常のささいな幸せがたくさん詰まっていて、この作品を通して愛とは何なのか、この愛とはエゴなのか、たくさん考えるキッカケがあると思います。2月10日から公開です。どうか、1人でも多くの方に観てもらいたいです」と願っていた。


▼ 松永大司監督、阿川佐和子鈴木亮平、宮沢氷魚、ドリアン・ロロブリジーダ



▼ 映画『エゴイスト』予告映像


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