太田夢莉が超ぶりっ子キャラに挑戦「自分とは真逆、ほどよいかわいさ加減に苦戦」
11月7日(月)よりスタートするドラマ『デブとラブと過ちと!』(TOKYO MX)に、元元NMB48の太田夢莉が出演する。人気コミックスの実写化となる本作は、記憶喪失のポジティブガールと“過ち”を抱える若手副社長が繰り広げるラブコメディ。かなで演じる主人公・夢子の同僚でオフィスのアイドル的存在、玉井咲を演じる太田に、自分とは真逆だという役どころについてなど、話を聞いた。(前後編の前編)
【写真】超ぶりっ子キャラに挑戦する太田夢莉の撮り下ろしカット【8点】
3時のヒロイン・かなでと草川拓弥(超特急)がW主演を務めることでも話題のドラマ『デブとラブと過ちと!』。太田が演じる玉井咲は、社内での男性人気が断トツのぶりっこキャラ、という役どころだ。
「ファンの方も私にはボーイッシュなイメージが強いみたいで、出演が発表されたときには『ぶりっ子の夢莉ちゃんってどんな感じ?』というコメントをたくさんもらいました。私も『そうだよね、みんな想像つかないよね』って(笑)。普段は私服も黒ばかりなので、このピンクの衣装も最初は大丈夫かなと。皆さんが『玉ちゃん(玉井咲)っぽい』と言ってくれたのでホッとしました」
原作のイメージにあわせて髪を切り、髪色も黒から明るい茶色に。外見から近づけていったというが、自分とは真逆の役どころに苦戦した部分もあった。
「ぶりっ子という設定なので、玉ちゃんのセリフだけ語尾に“〜”が付いていたんです。その“〜”を意識しすぎてしまって。あまりやりすぎてもうっとうしくなっちゃうし、皆さんがかわいいと思ってもらえるところを目指したんですけど、ほどよいぶりっ子加減が難しかったです」
撮影現場では、主人公の夢子を演じる3時のヒロイン・かなでの明るさにも助けられた。
「原作を読んだときから、ポジティブな夢子はかなでさんにぴったりだなと思っていたんですけど、撮影中も夢子そのものでした。笑いが絶えない現場ですごく楽しかったです。『私は太陽だもの』という夢子のセリフがあるんですけど、本当にかなでさんは太陽のような存在で、かなでさんが一番疲れているはずなのにすごく盛り上げてくださるし、本当にプロだなと。カメラがまわった瞬間にバチっと決めるのも芸人さんならではというか、本番に強いところもカッコいいなって。勉強になることばかりでした」
ドラマのなかでは夢子と玉井、同期ならではの二人の活躍も見どころに。二人の関係性からNMB48時代の同期を思い出すこともあったという。
「もともと仲が良かったわけではなくて、夢子が記憶を失ったあとにいろいろと気持ちが変わって仲良くなっていくので、私も同期とは時間が経つにつれて絆が生まれたり、意気投合したりする子がいたなって。今も同期の子とは定期的に会って、お互いに今こういう仕事をしているよ、と話したりするんですけど、私、同期に対してはめちゃくちゃ対応が雑なんです(笑)。距離が近くなればなるほど冷たくしちゃうというか、雑になってしまうタイプなので、それを受け入れてくれる優しい同期だからこそ成り立っている関係のような気もします。気を遣わずに言いたいことが言える関係は同期ならではですよね。今も助けられています」
同期への対応も演じる玉井とは真逆だと笑う太田だが、夢子とのシーンからポジティブなパワーを感じてほしいとアピールする。
「ドラマのなかでは、落ち込んでいる玉ちゃんに夢子がいろいろと言葉をかけてくれるんですけど、実際に自分もこういう言葉をかけてもらえたらうれしいなと思うことが多くありました。二人のやり取りからも元気になってもらえたらいいなと思います」
▽
『デブとラブと過ちと!』
毎週月曜22:00〜22:30 (TOKYO MX1) ※11月7日スタート
毎週土曜24:30〜25:00(BSフジ)※11月12日スタート
【出演】かなで(3時のヒロイン)、草川拓弥(超特急)、太田夢莉、中西悠綺、西村ヒロチョ、志保、高橋健介、崎山つばさ ほか
▽
衣裳
神波憲人
衣裳アシスタント
岩切よしの
ヘアメイク
オオクボエミコ
森美登里
(取材・文/吉田光枝)
【後編はこちら】太田夢莉が語る女優業「仕事が決まるたびに自己肯定感を上げていく」
3時のヒロイン・かなでと草川拓弥(超特急)がW主演を務めることでも話題のドラマ『デブとラブと過ちと!』。太田が演じる玉井咲は、社内での男性人気が断トツのぶりっこキャラ、という役どころだ。
「ファンの方も私にはボーイッシュなイメージが強いみたいで、出演が発表されたときには『ぶりっ子の夢莉ちゃんってどんな感じ?』というコメントをたくさんもらいました。私も『そうだよね、みんな想像つかないよね』って(笑)。普段は私服も黒ばかりなので、このピンクの衣装も最初は大丈夫かなと。皆さんが『玉ちゃん(玉井咲)っぽい』と言ってくれたのでホッとしました」
原作のイメージにあわせて髪を切り、髪色も黒から明るい茶色に。外見から近づけていったというが、自分とは真逆の役どころに苦戦した部分もあった。
「ぶりっ子という設定なので、玉ちゃんのセリフだけ語尾に“〜”が付いていたんです。その“〜”を意識しすぎてしまって。あまりやりすぎてもうっとうしくなっちゃうし、皆さんがかわいいと思ってもらえるところを目指したんですけど、ほどよいぶりっ子加減が難しかったです」
撮影現場では、主人公の夢子を演じる3時のヒロイン・かなでの明るさにも助けられた。
「原作を読んだときから、ポジティブな夢子はかなでさんにぴったりだなと思っていたんですけど、撮影中も夢子そのものでした。笑いが絶えない現場ですごく楽しかったです。『私は太陽だもの』という夢子のセリフがあるんですけど、本当にかなでさんは太陽のような存在で、かなでさんが一番疲れているはずなのにすごく盛り上げてくださるし、本当にプロだなと。カメラがまわった瞬間にバチっと決めるのも芸人さんならではというか、本番に強いところもカッコいいなって。勉強になることばかりでした」
ドラマのなかでは夢子と玉井、同期ならではの二人の活躍も見どころに。二人の関係性からNMB48時代の同期を思い出すこともあったという。
「もともと仲が良かったわけではなくて、夢子が記憶を失ったあとにいろいろと気持ちが変わって仲良くなっていくので、私も同期とは時間が経つにつれて絆が生まれたり、意気投合したりする子がいたなって。今も同期の子とは定期的に会って、お互いに今こういう仕事をしているよ、と話したりするんですけど、私、同期に対してはめちゃくちゃ対応が雑なんです(笑)。距離が近くなればなるほど冷たくしちゃうというか、雑になってしまうタイプなので、それを受け入れてくれる優しい同期だからこそ成り立っている関係のような気もします。気を遣わずに言いたいことが言える関係は同期ならではですよね。今も助けられています」
同期への対応も演じる玉井とは真逆だと笑う太田だが、夢子とのシーンからポジティブなパワーを感じてほしいとアピールする。
「ドラマのなかでは、落ち込んでいる玉ちゃんに夢子がいろいろと言葉をかけてくれるんですけど、実際に自分もこういう言葉をかけてもらえたらうれしいなと思うことが多くありました。二人のやり取りからも元気になってもらえたらいいなと思います」
▽
『デブとラブと過ちと!』
毎週月曜22:00〜22:30 (TOKYO MX1) ※11月7日スタート
毎週土曜24:30〜25:00(BSフジ)※11月12日スタート
【出演】かなで(3時のヒロイン)、草川拓弥(超特急)、太田夢莉、中西悠綺、西村ヒロチョ、志保、高橋健介、崎山つばさ ほか
▽
衣裳
神波憲人
衣裳アシスタント
岩切よしの
ヘアメイク
オオクボエミコ
森美登里
(取材・文/吉田光枝)
【後編はこちら】太田夢莉が語る女優業「仕事が決まるたびに自己肯定感を上げていく」