反町康治技術委員長

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2日、日本サッカー協会の反町康治技術委員長が取材に応じ、ワールドカップに臨む日本代表26人に負傷者などが出た場合の対応策について説明した。

今回のワールドカップメンバーには負傷者が含まれており、回復の見込みがずれた場合には他の選手と初戦の24時間前まで入れ替えることができる。

だが2006年ドイツワールドカップのときには入れ替えることになった茂庭照幸が休暇に入っていて、急きょハワイからドイツを目指したという事態になった。

今回、そんな状態にならないためには日本サッカー協会が招集されそうな選手に対して、待機の依頼をする必要がある。日本サッカー協会がそんな行動をするかどうかについて、反町委員長は「その可能性もあります」と認めた。

そして「できれば選んだ26名でそのまま活動をずっと続けていきたいが、いろんな問題が起きた場合のための準備は、こちらからお願いする可能性もある」と続け、「何人かはリストをあげてお願いする可能性もあります」と、今後召集外の選手に待機を依頼することもあり得ると答えていた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】