39歳海外フィギュア選手の2位発進を米紙称賛「キャリアは20代前半で終わる必要ない」
フィギュアスケート・スケートアメリカ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカが21日(日本時間22日)、米マサチューセッツ州ノーウッドで行われ、ペアのショートプログラム(SP)では39歳のディアナ・ステラートと30歳のマキシム・デシャン組(カナダ)が73.05点で2位発進した。米地元紙は「キャリアは20代前半で終わる必要はない」と報道。2022年世界選手権を制したアレクサ・クニエリム、ブランドン・フレイジャー組(米国)が75.19点で首位。
カナダペアが高さのあるスロージャンプを披露するなど、ファンを魅了した。2位発進したステラート&デシャン組。米マサチューセッツ州地元紙「ボストン・グローブ」は「SPで煌めきを放った」との見出しで報じた。
記事内では「ステラートは、金曜のスケート・アメリカのSPが始まる時にパートナーのデシャンを見て、『しくじらないでね』と言っているような顔をした」と説明。「彼女は39歳だが、2番目に年長である選手より8歳も上だ。ステラートはフィギュアスケートのキャリアが20代前半で終わる必要はないということを証明した」と称賛まじりに伝えた。
2人は先月のチャレンジャーシリーズ・ネーベルホルン杯で優勝。ステラートにとって国際大会での優勝は、シングルに出場した1999年ジュニアグランプリファイナル以来だった。今回の記事では「タンゴをテーマにしたSPの演技はあの夜で最も情熱的であり、華麗だった」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)