リュックユーザーの半数以上が「過去3年以内」にリュック派に 青山商事調べ

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 青山商事が展開する「ザ・スーツカンパニー」は、コロナ禍の影響でリモートワークや出社をミックスしたハイブリッド勤務、密を避けた通勤手段である自転車通勤者の増加などワークスタイルが多様化するなか、ビジネスパーソンの必須アイテムであるビジネスバッグ事情の変化についてアンケート調査を実施し、10代〜50代までのザ・スーツカンパニーメルマガ男性会員、合計1444人から回答を得た。

 アンケート調査では、「通勤時、メインで使用しているバッグを教えてください」の質問に対して、圧倒的に多かったのがリュックで43.9%、次いでブリーフケースが32.3%、トートバッグが21.5%の結果となった。また、通勤時にリュックを使用している人のうち53.3%は、コロナ禍の過去1〜3年以内にビジネスリュックを新たに取り入れている。理由として、「PCを持ち歩くようになったから」が39.1%、次いで「仕事着のカジュアル化」が35.6%、「自転車通勤がきっかけ」が16.9%と続き、働き方の変化が大きな要因となり、ビジネスシーンでのリュック支持率が高まっていることがわかった。

 一方で、ビジネスシーンでリュックを使用しないと回答した人の理由は、「スーツやコートに合わない」が61.1%という意見が半数以上。以降は、「カジュアルに見えすぎる」「服が傷む」といったビジネスウェアとの組み合わせに関する内容で、改めてスーツとの相性やデザインを気にしている意見が多く挙がっている。

 このような動向を踏まえて「ザ・スーツカンパニー」では、ビジネスリュック需要の高まりとともに展開数量を前年比2.5倍に増やし、品揃えを充実させている。ビジネスパーソンが満足できる収納力やビジネスシーンで求められる機能性、スーツとの相性を考えたデザイン性などにこだわり、提案を強化していく。