ワシントンメトロ、日本製車両を大幅増備160両へ 最先端技術を詰め込んだ7000系電車
ゼネラルマネージャーも太鼓判を押します!
64両から倍以上に
ワシントンメトロ7000系電車。川崎重工業製(画像:ワシントン首都圏交通局)。
アメリカの首都ワシントンを中心に地下鉄などを運行するワシントン首都圏交通局は、現地時間2022年9月12日より、7000系電車を8編成(64両)から20編成(160両)に増やして運行しています。このワシントンメトロ7000系は同局唯一の日本製車両で、川崎重工業が手掛けたものです。
ワシントン首都圏交通局は利用客の需要に応えるべく、ワシントンメトロ安全委員会の承認を受け運行計画を見直し、このたび最新かつ信頼性が高い7000系を増備したとのことです。
7000系は万一の衝突事故の際も、最新技術により安全を保てるとしています。故障にも強いほか、セキュリティ強化のため車内にはカメラが設置されています。今後は、線路上に設けたセンサで車両の情報をリアルタイムで読み取る技術も開発するとしています。
ワシントン首都圏交通局のゼネラルマネージャーであるランディ・クラーク氏は「7000系は、利用客が望むレベルのサービスを提供するための鍵となる車両だ」と話します。