プレミアで「最もお買い得だった”駆け込み補強”」12名

写真拡大 (全13枚)

先日ついに終了の日を迎えた移籍マーケット。毎回最後の締め切り前には多くのクラブが「駆け込み補強」を行う。

それはいわゆる「パニック・バイ」と呼ばれる混乱したものになることもあれば、思わぬ大当たりになることも。

今回は『Squawka』からイングランド・プレミアリーグにおける「お買い得だった最終日の移籍」をご紹介する。

アシュリー・コール

移籍:アーセナル→チェルシー

移籍金:500万ポンド(およそ8.11億円)

500万ポンドにプラスしてウィリアム・ギャラスを譲渡したことを考えれば「お買い得」とはいえないかもしれないが、しかし投資以上の役割を果たしたことは間違いない。アーセナルを離れたときにはすでに世界屈指のサイドバックであったが、チェルシーではさらに世界最高のサイドバックとしての評価を得るまでに至った。

アルバロ・アルベロア

移籍:デポルティーボ・ラ・コルーニャ→リヴァプール

移籍金:260万ポンド(およそ4.22億円)

2007年にデポルティーボ・ラ・コルーニャからリヴァプールへとやってきたスペイン人DF。アンフィールドで過ごしたのは2年半であったが、右サイドバックとして一貫性あるプレーを見せ、ファンから愛された。そしてレアル・マドリーに引き抜かれていった。

グレン・ジョンソン

移籍:チェルシー→ポーツマス

移籍金:400万ポンド(およそ6.49億円)

グレン・ジョンソンはチェルシーからポーツマスへと1年間貸し出されていたあと、締切日に完全移籍へと切り替えられた。そして2008-09シーズンのPFA年間ベストイレブンに選ばれ、そのあとリヴァプールへとステップアップを果たしている。

アスミル・ベゴヴィッチ

移籍:ポーツマス→ストーク・シティ

移籍金:325万ポンド(およそ5.27億円)

2010年の冬のマーケット最終日、ベゴヴィッチはバックアップGKとしてストーク・シティへと加入した。しかしその18ヶ月後には絶対的なレギュラーとしてゴールマウスを守り、2015年にはチェルシーへのステップアップを勝ち取ることになった。

ラファエル・ファン・デル・ファールト

移籍:レアル・マドリー→トッテナム

移籍金:800万ポンド(およそ12.98億円)

プレミアリーグの歴史上でも屈指のレフティだったファン・デル・ファールトは、2010年にわずか800万ポンドでレアル・マドリーからトッテナムへとやってきた。そのテクニックでファンから愛され、当時まだ中堅であったクラブをチャンピオンズリーグ準々決勝にまで導いている。

クリスティアン・ベンテケ

移籍:ヘンク→アストン・ヴィラ

移籍金:700万ポンド(およそ11.36億円)

アストン・ヴィラのポール・ランバート監督がベンテケを獲得した時には疑問の声も上がったが、彼はプレミアリーグでうまくフィットした。3年間クラブのエースとして活躍を見せた後、信じられないような大金でリヴァプールへと買われていった。

ウーゴ・ロリス

移籍:リヨン→トッテナム

移籍金:800万ポンド(およそ12.98億円)

トッテナムの歴史上でも最もお買い得だった選手であろう。リヨンの守護神であったウーゴ・ロリスは、800万ポンドという平凡な額でイングランドへとやってきてから、10年以上に渡ってゴールマウスを守り続けている。

ジョン・ストーンズ

移籍:バーンズリー→エヴァートン

移籍金:300万ポンド(およそ4.87億円)

2013年にバーンズリーからエヴァートンがジョン・ストーンズを獲得した時、多くのファンは全く注目していなかった。しかしその3年半後には5000万ポンドでマンチェスター・シティへと引き抜かれることに。

デル・アリ

移籍:MKドンズ→トッテナム

移籍金:500万ポンド(およそ8.11億円)

今のデル・アリを見るとどうかと思わなくもないが、それでも彼は「掘り出し物」であったに違いない。MKドンズでプレーしていた10代の彼を、トッテナムはわずか500万ポンドで引き抜いた。そして2019年にはチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献することに。

ジャロッド・ボーウェン

移籍:ハル・シティ→ウェストハム

移籍金:2250万ポンド(およそ36.52億円)

2020年1月にウェストハムがハル・シティから彼を連れてきたとき、2250万ポンドという額は高すぎるようにも見えた。しかし今やその価値は3倍以上に高騰しており、デイヴィッド・モイーズ監督の下でプレミア屈指のアタッカーに成長している。

ラフィーニャ

移籍:レンヌ→リーズ・ユナイテッド

移籍金:1700万ポンド(およそ27.59億円)

もう覚えていないかもしれないが、2020-21シーズンはコロナウイルスの影響で2回の締切日があった。そしてリーズはレンヌからブラジル人FWのラフィーニャを獲得した。世界的には無名であったが、彼はいきなりイングランドで大ブレイクし、今夏バルセロナへと引き抜かれていった。

デヤン・クルセフスキ

移籍:ユヴェントス→トッテナム

移籍金:ローン

【写真】次はハーランド?「シティの歴代最高ストライカー」TOP10

ユヴェントスはなぜクルセフスキをトッテナムに貸し出したのか、よくわからない。1月の最終日に加入した彼は、イングランド・プレミアリーグですぐに力を発揮し、たった22試合で10アシストを記録した。1年半ローンの手数料は1000万ユーロであると伝えられている。