宇都宮市にあるモノづくり企業がオフィス内にショールームを完成させ22日、関係者にお披露目されました。

ショールームをお披露目したのは、宇都宮市川田町にある鉄鋼販売業の植木鋼材です。

  

植木鋼材は金属加工の高い技術を生かし、これまで自動車や建築業などの分野で事業を展開してきました。

一方、デザイン性に富んだ商品をそろえる自社ブランド「maasa(マーサ)」や「鐵(てつ)あそび」を通して技術力のPRにも力を入れています。

金属を0.35ミリの薄さにまで加工できるのが強みで、今回のショールームにもその技術を生かした作品が数多く展示されています。

そのうちの1つ、鐵で作り上げた組子細工は細かく正確に組み上げたデザインが特長でこの夏に都内の展示会に出展した際にも多くの関心を集めたといいます。

オープンしたショールームは一般の来場者向けにも開放されていて、植木鋼材では鐵を通して日本の伝統工芸の良さを伝えていきたいとしています。