新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日光市の小中学校で25日、2学期がスタートしました。児童たちは日に焼けた顔で約1カ月ぶりに元気に登校しました。

日光市の小中学校32校で25日、2学期がスタートし、今市小学校では児童251人が始業式に臨みました。始業式は新型コロナウイルスの感染防止対策として手指の消毒や距離を保って整列し、校歌斉唱は声を出さずに吹奏楽部の演奏のみで実施しました。

黒澤守校長は「2学期は運動会や150周年の記念行事など大きな行事がたくさんあります。何事にもチャレンジしてください」と呼びかけました。児童を代表して4年生の香取優さんは「体調を管理して、漢字検定に合格するよう頑張りたい」と2学期の目標を発表しました。

児童たちは教室で宿題を先生に提出したほか、夏休みの思い出を話すなどしてクラスメートと1カ月ぶりの再会を喜びました。そして「苦手の科目を頑張る」「友だちと仲良くする」などと新たな目標を決めて新学期をスタートさせました。