ごみ拾いはスポーツだ!国体競技場周辺を清掃
ごみ拾いとスポーツを融合させてチームでポイントを競う大会が21日、宇都宮市で開かれました。
この大会は、県が今年秋に県内を舞台に開催する国民体育大会を前に、全国から訪れる選手らをきれいな環境で出迎えるとともに、自分たちの住むまちのごみと向き合ってもらおうと行ったものです。14チーム57人が参加し、最年少の参加者は1歳。家族や事業所、友人などでチームを組み優勝を目指しました。
ルールは国体のメイン会場となるカンセキスタジアムとちぎ周辺、1.5キロ四方のエリアに落ちているごみを、制限時間1時間の中で拾い集めるというものです。燃えるごみ、燃えないごみ、ペットボトルなどごみの種類によってポイントが決められていて、戦略も重要になってきます。参加者は競技開始と同時に思い思いの場所に向かい、たばこの吸い殻や空き缶などを次々に袋に入れていきました。
今大会では全体でおよそ37キロのごみが集まり、計量した結果、9.39キロで1121.5ポイントを獲得した「アヒル隊長と隊員たち」が優勝しました。