日本サッカー協会元会長の小倉純二さんが20日、宇都宮市内で講演しました。

講演会は、青少年教育に取り組む宇都宮市上籠谷町のNPO法人「菜の花街道」などが開いたもので、地元のジュニアバレーボールクラブの児童や保護者などおよそ50人が参加しました。

小倉さんは2010年から2012年まで日本サッカー協会の第12代会長を務め、女子日本代表のワールドカップ優勝、男子のワールドカップではベスト16など国際舞台での活躍を引っ張りました。講演会を主催した菜の花街道・代表の荒井俊典さんが大学時代のクラスメートで交流が続いている縁から、2011年に続き講師に招いたということです。

テーマは「ドリーム・夢があるから強くなる」。小倉さんは、地域にあるJリーグクラブの意義について「ホームチームを応援でき、チームの話題が家族や地域のコミュニケーションにつながる」と説明しました。

そして、11月からカタールで開かれる男子のワールドカップに触れ「日本が対戦する強豪国にどうやったら勝てるかみなさん考えると思うが、夢をもつことで強くなる」と力を込めました。