「楽しみながら生活を豊かに」をコンセプトのウェブマガジン『REISM STYLE』より、生活の中のさりげないワンシーンやアイテムを通して自己表現できる、とっておきの楽しみ方をご紹介いたします。

ベッドとソファの2つの機能を兼ね備えたソファベッドは、スペースにあまり余裕のない一人暮らしにおすすめの家具のひとつ。ソファベッドにもいくつかサイズや種類があり、一人暮らしの部屋で快適に使うためには慎重にアイテムを選ぶ必要がある。
そこで今回は、ソファベッドのメリットや一人暮らしの部屋に置くアイテムの選び方を見ていこう。

ソファベッドのメリットとは?

一人暮らしでスペースが限られているが、ソファもベッドも欲しいという人におすすめなのがソファベッドだ。まずは、ソファベッドのメリットについて確認しておこう。

兼用家具でスペースを節約できる
ソファベッドは、背もたれ部分を倒したり、折りたたまれた座部分を引き出したりすることでベッドとしてもソファとしても使える便利なアイテムだ。ソファとベッドのそれぞれを置かずに済むため、一人暮らしのワンルームや1Kの部屋でもスペースを節約できる点が魅力。
スペースを省ける分、人を招いたときに部屋に余裕が生まれたり、空いた場所にほかの家具を置いたりすることもできるだろう。

ワンルームなどの狭い部屋でも大きなベッドで寝られる
一般的な一人暮らし向けのベッドはシングルサイズが多い。しかし、もっと広さに余裕のあるベッドで寝たいという人もいるだろう。
その点、ソファベッドの中には、ベッドに切り替えるとセミダブルやダブルサイズになる物もある。体格の良い人や寝返りの多い人も、安心して快適に寝られるベッドを手に入れられるのもソファベッドのメリットだ。

一人暮らしの部屋に置くソファベッドの選び方

ソファベッドを選ぶ際は、「サイズ」「形状」「ソファからベッドへの切り替えのしやすさ」「素材」「寝心地の良さ」「収納機能の有無」「部屋が広く見えるか」「カラー・デザイン」の8つのポイントに注目したい。それぞれ、どのような視点で選べば良いのかを見ていこう。

サイズ
一人暮らしの限られたスペースに置くソファベッドは、部屋に対して大きすぎず小さすぎないサイズを選びたい。ワンルームなら、コンパクトな2人掛けタイプがおすすめだ。
もし、部屋の広さに余裕がある場合や、より広いスペースをとってでもゆったり寝たい人は、3人掛けも検討しよう。

形状
ソファベッドは、一般的なソファの形状をしたスタンダードタイプのほかにも、カウチタイプやL字型、スツールを組み合わせてベッドにするタイプなども登場している。このスツール付きのタイプは、来客時などに対面式に切り替えられる便利な使い方も。こうしたソファベッドの形状も、用途や使いやすさを重視して選ぼう。

ソファからベッドへの切り替えのしやすさ
ソファベッドをソファからベッドへ切り替える方法は、大きく分けて、次の2タイプに分けられる。

<ソファベッドのタイプ>
・背もたれをリクライニングして倒すタイプ
・折りたたまれた座面部分を引き出すタイプ

ベッドは毎日使う物なので、切り替えやすさも必ず確認しよう。

素材
ソファベッドはソファとしてもベッドとしても使うため、家具の中でも特に使用時間が長く、汚れやすい。特に、睡眠中は汗をたくさんかくため、こまめに手入れをして清潔な状態を保ちたいところだ。掃除や手入れのしやすさを比較する際は、ソファベッドの素材に注目したい。

ベッドとして使いやすいのは、ファブリックタイプのソファベッドだ。ただし、ファブリックに汚れが染み込んでしまうと掃除に手間がかかるため、カバーをつけられる物を選び、定期的にカバーを洗濯するのが理想といえるだろう。
また、革のソファベッドは手入れが簡単だが、蒸れやすい点に注意したい。毎日ベッドとして使うのであれば、マットレスや敷布団の下に、除湿シートを敷いて湿気がこもるのを防ごう。

寝心地の良さ
ソファベッドの寝心地は、座面にスプリングコイルが内蔵されているかどうかで大きく異なる。スプリングコイルが内蔵されているとへたりにくく、一般的なベッドと同様に適度な弾力があるため、快適に寝ることができるだろう。

また、ソファベッドにマットレスや敷布団を敷くと、寝心地が良くなる。ソファベッドだけでは寝心地があまり良くないという場合には、マットレスなどを使うのがおすすめだ。中には、吸放湿性に優れた天然木のフレームに、マットレスや敷布団がセットとなったソファベッドもある。

収納機能の有無
一人暮らしの部屋のスペースをより有効利用したい場合は、収納機能付きのソファベッドも検討してみよう。
ただし、収納付きのソファベッドは通気性が下がってしまう形状になっている物も多い。そのようなタイプのソファベッドの場合は、定期的に収納部分を開放して、風を通すようにしたい。

部屋が広く見えるタイプか
「ソファベッドを置いても部屋を広く見せたい」「なるべく圧迫感を抑えたい」という場合は、部屋が広く見えるタイプのアイテムを選ぶこともポイント。

おすすめは、座面の低いロータイプのソファベッドだ。背の低い家具は視界に入りにくくなるため、部屋が広く見えやすい。
また、脚付きで下に空間ができるソファベッドなら、下方に抜け感が生まれるため圧迫感を抑えられるだろう。

カラー・デザイン
ソファベッドは一人暮らしの部屋では大型家具に該当するため、カラーやデザインが部屋の印象を大きく左右する。そのため、部屋の雰囲気やほかのインテリアと合ったカラーやデザインの物を慎重に決めることが大切だ。

単色で、シンプルなデザインのソファベッドなら、どんな部屋の雰囲気にも合わせやすいため、悩んだときはシンプルなアイテムを選ぶといいだろう。
一方で、デザイン性の高いソファベッドはインテリアの主役になれるため、部屋にアクセントが欲しい場合は、こうしたソファベッドも検討してみよう。

ソファベッドを置いて一人暮らしを快適に!

近年はテレワークの普及も進み、自宅で過ごす時間が長くなった人も増えている。スペースに余裕さえあれば、ソファもベッドも導入したいという一人暮らしの人は多いのではないだろうか。
ソファベッドはこうした希望を叶えてくれる便利な兼用家具のため、今回紹介した選び方も参考に、毎日快適に過ごせるアイテムを探してみよう。

※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。