レオンとの契約延長を望むミラン photo/Getty Images

写真拡大

昨季ミランでエース級の活躍を見せたFWラファエル・レオン。パリ・サンジェルマンが彼の獲得に関心を抱いているようで、ミランは契約延長を急ぎたいようだ。

2019年にリールからミランへとやってきたレオンは、在籍3シーズン目となった昨季、ついにその才能を開花させ、リーグ戦11ゴール10アシストを記録。セリエA優勝を果たしたチームにおいて、攻撃の中心を担った。

ミランは今夏、リヴァプールを契約満了で退団したFWディボック・オリギや、クラブ・ブルージュのFWチャールズ・デ・ケテラエルといった選手を獲得。前線の層は厚くなったが、現状、左ウイングの一番手がレオンであることに疑いの余地はなく、今季はさらなる飛躍が期待される。

伊『CalcioMercato』によれば、ミランとレオンの契約は2024年までとなっているが、ミランは契約延長を急いでいる模様。彼の代理人が要求する条件に近づくためには、約700万ユーロ(9億6000万円)の年俸提示が必要なようだが、それでもミランは彼と契約を延長できると確信しているという。

契約延長を急ぐ背景には、PSGのフットボール・アドバイザーであるルイス・カンポス氏が、リールで共に過ごしたレオンの獲得に関心を示したことも影響しているようだ。現時点でミランはPSGと話し合いを始めるつもりはなく、1億5000万ユーロ(205億円)の契約解除条項について言及しているという。

ミランの未来を担う存在であるレオン。他のクラブへ移籍する可能性を排除するためにも、できるだけ早く契約延長をまとめたいところだろう。