やっと渡れる 豪雨で被災の木曽川「川島大橋」歩行者用仮橋が完成 本橋は撤去進む
シンボリックな橋でしたが、傾いてしまいました。
歩行者用仮橋開通 1年3か月ぶりに渡れる
国土交通省 岐阜国道事務所が進めている木曽川に架かる「川島大橋」の復旧事業で、歩行者用の仮橋が2022年8月26日(金)に開通します。
完成した川島大橋の歩行者用仮橋。奥は撤去中の本橋(画像:岐阜国道事務所)。
川島大橋は岐阜県各務原市内、木曽川に架かる県道松原芋島線のトラス橋(343m)で、2021年5月の豪雨により橋脚が傾斜したため通行止めに。その後、橋全体に深刻な歪みが見つかったことから、国が権限を代行し架け替える事業が行われています。
今回は川島大橋から約300m下流に歩行者用の仮橋が建設され、1年3か月ぶりに川を渡ることが可能になります。歩行者と自転車は通行可、バイクは不可です。
引き続き本橋の撤去を進め、同じ位置に新たな橋が架けられます。形式は、河川内に橋脚を1本のみとする鋼2径間アーチ橋となる予定です。