元フジテレビ田中大貴が「スポーツアナの座」を死守したい地元ローカル「収支マイナス」の仕事

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 元フジテレビアナウンサーで現在はフリーの田中大貴が、8月4日放送の「ますだおかだ増田のラジオハンター」(ABCラジオ)に出演した。

 03年にフジテレビ入社後は「すぽると!」「とくダネ!」などスポーツ、情報番組のキャスターやプレゼンターを歴任。18年4月に退社し、フリーランスで活動している

 番組内ではお笑いコンビ・ますだおかだの増田英彦から、フリーランスの良さやギャラについて聞かれると、

「想像より10倍大変だが、100倍可能性はある。(ギャラは)増えているが、出ていく部分も大きい」

 と明かした。フジテレビ関係者が言う。

「退社後に一度、大手芸能事務所に所属しましたが、私生活を週刊誌に報じられて退社。以降は個人で活動しています。メインの仕事は、ロッテ戦のCS放送の実況。他にも個人的にファンのオリックス戦を実況するために、地元の関西に帰ることも多い。ギャラを考えると、確実にマイナスになっている可能性は高いですが。それでも『実績』を優先させているということでしょう」

 7月末にはサンテレビで放送された高校野球の特番に、単独で出演した。在阪メディア関係者は、

「地元企業が1社提供する特番でしたが、元キー局のアナウンサーが、まさかローカルテレビ局に出演するなんて意外です。意地でも『スポーツアナ』のイメージを維持したい思惑でしょう」

 各方面に多彩な人脈を持つ元キー局出身の田中アナでさえ、ラジオ番組で話した以上に苦労を重ねているようだ。