覚えておこう!プレミアリーグ、2022-23の「新ルール」7つ

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今週末にようやく開幕の日を迎えるイングランド・プレミアリーグ。その放送もDAZNからSPOTV NOWとAbema TVに変わり、新たな視聴習慣が生まれそうだ。

『Mirror』によれば、2022-23シーズンのプレミアリーグでは主に7つのルールが変更されるとのことだ。これはIFABに準拠したものもあればそうでないものもある。

交代枠が5名に増加

新型コロナウイルスの影響によって多くのリーグで登録メンバーの増加、そして交代枠の追加が認められた。

しかしながらイングランド・プレミアリーグでは昨季「強いチームが有利になる」という理由から交代枠を3枚に戻し、その代わりに脳震盪での追加枠が導入された。

ただ、今季からプレミアリーグは改めて交代枠を5に増加させることを決めた。ただ交代の回数については3回のみである。

マルチボールシステムの増加

プレー時間を増加させるため、プレミアリーグでは9個のボールが常にピッチ脇で用意される。

第4審が1つ、そして各ゴールの後ろに2つずつ、タッチラインに沿ってさらに2つずつ。公式ボールはもちろんNikeの「Flight」で、30年前にプレミアリーグが創設された際のものと同じ配色でデザインされる。

乱入者への対応の厳格化

プレミアリーグのみならず、サッカーでは重要な勝利の後にファンがピッチに乱入するという文化がある。それは今季から厳しく禁止される。

ピッチに侵入したファンが発見された場合、クラブには即時の罰則、そして管理者にも強い処分が課せられる。そしてもちろん侵入した人物に対しても裁判を起こすことが検討されている。

冬休みのルール

プレミアリーグの選手たちは冬のワールドカップに出場する者が多いが、その大会があることによって中断期間が長い。

11月12日の週末からクリスマスまではリーグが開催されず、またクリスマスから新年にかけての試合も行われない。

その代わり9月中旬のインターナショナルマッチウィークが短くなり、UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグのグループステージも11月初旬までに全て行われる。

ゴールキーパーのポジショニング

ペナルティキックを防ごうとするとき、キーパーはゴールラインの後ろに足を踏み入れて勢いをつけてジャンプすることが可能になった。

これまでは少なくとも片足がライン上にある必要があると規定されていた。

コイントス

非常にマイナーなルール変更だ。実は試合前のコイントスは誰が行ってもよかったのだが、それが担当主審のみに限定される。

リザーブチームの扱い

プレミアリーグ2というリザーブのコンペティションに出場できる選手が、23歳以下から21歳以下に変更される。

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ただ、オーバーエイジとして年齢関係なくプレーできる選手が最大3名から5名に増加されており、怪我したスターの調整の場としては使いやすくなった。