国本小学校、「オーストラリア大使館商務部主催 ナッツに関する食育授業」を実施
在日オーストラリア大使館商務部は2022年6月21日(火)、学校法人国本学園 国本小学校にて、オーストラリアのナッツに関する食育授業を実施した。当日はオーストラリア大使館商務参事官よりオーストラリアのナッツ産業の概要を説明するとともに、オーストラリアのアーモンド協会とマカダミア協会によるビデオメッセージも公開した。さらに、生徒たちは、オーストラリア産のマカダミアナッツの殻割や試食もできた。
■マカダミアの木は植物界における「持続可能性の巨人」
食育授業は、在日オーストラリア大使館 参事官(商務) マレイ・スペンス氏によるオーストラリアにまつわるクイズから始まった。オーストラリアはマカダミアナッツの自生の地であり、日本の20倍の広い国土を持っているが、人口は日本の5分の1とのこと。
在日オーストラリア大使館 参事官(商務) マレイ・スペンス氏
オーストラリアは、積極的にSDGsに取り組んでいる国だ。マレイ・スペンス氏は一例として、アーモンド産業のSDGsへの取り組みをあげた。
具体的には、過剰包装をしない販売、ミツバチによる安全な受粉、殻も外皮も再利用するなどだ。また、アーモンドの木が環境保全に貢献していることも付け加えた。
オーストラリアのクイズ
引き続き、マカダミアナッツの話になった。
マカダミアナッツは6万年前、オーストラリアで生まれたと言われている。オーストラリアでは、苗の育て方から加工にいたるまで研究を重ねており、世界に誇れる品質のマカダミアナッツを生産し続けている。マカダミアナッツの世界一の生産国だ。
マカダミアナッツが収穫できる木に成長するまで5年かかる。収穫にかける期間は6カ月であり、1本のマカダミアナッツの木から収穫できるマカダミアナッツの量は約20kgだ。マカダミアナッツは健康的で栄養価が高いことから、日頃の食事に加えることで、多くの健康効果が期待できる。
マカダミアの木は植物界における「持続可能性の巨人」とのこと。木自身が水の使用量を有効利用するため、大気中への二酸化炭素の排出を防ぐことができる。輸送手段の使用を最小限にすることでも、二酸化炭素の排出をおさえている。
マカダミアナッツの木、ナッツの殻は再利用またはリサイクルをしている。さらに害虫退治にハチの卵を利用しており、10年間で化学農薬の使用量を大幅に減少させた。
こうしたマカダミアナッツに関わる情報は、オーストラリア・マカダミア協会のホームページで得ることができる。
食育授業の様子
■ナッツは、夏バテの解消に役立つ食材
ナッツ料理研究家 音仲紗良さんの授業は、夏バテについての話から始まった。
夏はたくさんの汗をかいたり、暑さが原因で食欲がなくなったりすることで、健康に必要な栄養素が不足しがちになる。さらに、そうめんや冷やし中華などで食事を済ませてしまう人は、栄養バランスが乱れてしまい、これも夏バテの要因のひとつとなる。
夏バテになると、身体がだるかったり、体温調整機能が乱れたりする。暑さによる薄着や冷房の効きすぎが原因となり、身体や内臓が冷えている『隠れ冷え性』の子どもがいる。食欲がないことで『エネルギー不足』になると、体温が低下してしまう。また、低体温症の人ほど、朝食を抜いている人が多いというデータがある。
音仲紗良さんは、ナッツ・クイズを交えながら、夏に不足しがちなビタミン、ミネラル、たんぱく質、必須脂肪酸を積極的にとるため、日頃の食生活を見直す必要があることを語った。
忙しい朝にも手軽に食べられるナッツ料理として、アーモンドとマカダミアナッツによる『ハチミツ漬け』『ふりかけ』を紹介して、こうしたナッツは栄養価が高く、夏バテの解消に役立つ食材であることを強調した。
ナッツ料理研究家 音仲紗良さんによる、ナッツ・クイズ
ナッツ料理研究家 音仲紗良さんが語る、「オーストラリア大使館主催 ナッツに関する食育授業」とナッツ料理
YouTube:https://youtu.be/5Hh2LAOBKbE
■ナッツの殻割や試食ができた食育授業
生徒たちは、オーストラリアのナッツへの理解が深まったところで、マカダミアナッツの殻割りを体験することになった。
マカダミアナッツは、非常に硬い殻があるため、食べられる白い部分を取り出すには、専用の殻割器が必要になる。
ハンドル式のマカダミアナッツ専用殻割り器は小型であるが、圧力をかけて殻を割るため、マカダミアナッツが割れるまでハンドルをまわす力が必要だ。女子生徒よりも力がある男子生徒でも、上手に割れる生徒は少なかった。
ハンドル式のマカダミアナッツ専用殻割り器
てこの原理を使ったナッツの殻割り器
殻割りのあとは、別に用意された袋入りの「マカダミアナッツ」「アーモンド」の試食をすることができた。昼食前のナッツ試食だったが、どの生徒も笑みがこぼれていた。
授業の最後は、夏休みに食べたい「マカダミアナッツ」「アーモンド」を使用した料理の発表だった。なぜ、その料理を食べたいのか、一部の生徒に発表してもらったが、どの生徒もしっかりとした意見を持っており、取材陣を驚かせた。
自分が選んだ夏休みに食べたい料理は、クラスのクラウドで共有される
前に出て発表する生徒
学校法人国本学園 国本小学校 校長 小林省三氏が語る、SDGs教育と「オーストラリア大使館主催 ナッツに関する食育授業」
YouTube:https://youtu.be/-4HQrBPBx28
今回は小学6年生を対象とした食育の授業だったが、先生の問いかけに対して手を挙げる生徒が多く、授業に積極的な生徒ばかりだった。在日オーストラリア大使館 参事官(商務) マレイ・スペンス氏や、ナッツ料理研究家 音仲紗良さんによるクイズを交えた授業はマカダミアナッツについて楽しく学べ、生徒たちは興味津々だった。オーストラリアのナッツについての理解も深まったことだろう。
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■オーストラリア・マカダミア協会
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在日オーストラリア大使館 参事官(商務) マレイ・スペンス氏
オーストラリアは、積極的にSDGsに取り組んでいる国だ。マレイ・スペンス氏は一例として、アーモンド産業のSDGsへの取り組みをあげた。
具体的には、過剰包装をしない販売、ミツバチによる安全な受粉、殻も外皮も再利用するなどだ。また、アーモンドの木が環境保全に貢献していることも付け加えた。
オーストラリアのクイズ
引き続き、マカダミアナッツの話になった。
マカダミアナッツは6万年前、オーストラリアで生まれたと言われている。オーストラリアでは、苗の育て方から加工にいたるまで研究を重ねており、世界に誇れる品質のマカダミアナッツを生産し続けている。マカダミアナッツの世界一の生産国だ。
マカダミアナッツが収穫できる木に成長するまで5年かかる。収穫にかける期間は6カ月であり、1本のマカダミアナッツの木から収穫できるマカダミアナッツの量は約20kgだ。マカダミアナッツは健康的で栄養価が高いことから、日頃の食事に加えることで、多くの健康効果が期待できる。
マカダミアの木は植物界における「持続可能性の巨人」とのこと。木自身が水の使用量を有効利用するため、大気中への二酸化炭素の排出を防ぐことができる。輸送手段の使用を最小限にすることでも、二酸化炭素の排出をおさえている。
マカダミアナッツの木、ナッツの殻は再利用またはリサイクルをしている。さらに害虫退治にハチの卵を利用しており、10年間で化学農薬の使用量を大幅に減少させた。
こうしたマカダミアナッツに関わる情報は、オーストラリア・マカダミア協会のホームページで得ることができる。
食育授業の様子
■ナッツは、夏バテの解消に役立つ食材
ナッツ料理研究家 音仲紗良さんの授業は、夏バテについての話から始まった。
夏はたくさんの汗をかいたり、暑さが原因で食欲がなくなったりすることで、健康に必要な栄養素が不足しがちになる。さらに、そうめんや冷やし中華などで食事を済ませてしまう人は、栄養バランスが乱れてしまい、これも夏バテの要因のひとつとなる。
夏バテになると、身体がだるかったり、体温調整機能が乱れたりする。暑さによる薄着や冷房の効きすぎが原因となり、身体や内臓が冷えている『隠れ冷え性』の子どもがいる。食欲がないことで『エネルギー不足』になると、体温が低下してしまう。また、低体温症の人ほど、朝食を抜いている人が多いというデータがある。
音仲紗良さんは、ナッツ・クイズを交えながら、夏に不足しがちなビタミン、ミネラル、たんぱく質、必須脂肪酸を積極的にとるため、日頃の食生活を見直す必要があることを語った。
忙しい朝にも手軽に食べられるナッツ料理として、アーモンドとマカダミアナッツによる『ハチミツ漬け』『ふりかけ』を紹介して、こうしたナッツは栄養価が高く、夏バテの解消に役立つ食材であることを強調した。
ナッツ料理研究家 音仲紗良さんによる、ナッツ・クイズ
ナッツ料理研究家 音仲紗良さんが語る、「オーストラリア大使館主催 ナッツに関する食育授業」とナッツ料理
YouTube:https://youtu.be/5Hh2LAOBKbE
■ナッツの殻割や試食ができた食育授業
生徒たちは、オーストラリアのナッツへの理解が深まったところで、マカダミアナッツの殻割りを体験することになった。
マカダミアナッツは、非常に硬い殻があるため、食べられる白い部分を取り出すには、専用の殻割器が必要になる。
ハンドル式のマカダミアナッツ専用殻割り器は小型であるが、圧力をかけて殻を割るため、マカダミアナッツが割れるまでハンドルをまわす力が必要だ。女子生徒よりも力がある男子生徒でも、上手に割れる生徒は少なかった。
ハンドル式のマカダミアナッツ専用殻割り器
てこの原理を使ったナッツの殻割り器
殻割りのあとは、別に用意された袋入りの「マカダミアナッツ」「アーモンド」の試食をすることができた。昼食前のナッツ試食だったが、どの生徒も笑みがこぼれていた。
授業の最後は、夏休みに食べたい「マカダミアナッツ」「アーモンド」を使用した料理の発表だった。なぜ、その料理を食べたいのか、一部の生徒に発表してもらったが、どの生徒もしっかりとした意見を持っており、取材陣を驚かせた。
自分が選んだ夏休みに食べたい料理は、クラスのクラウドで共有される
前に出て発表する生徒
学校法人国本学園 国本小学校 校長 小林省三氏が語る、SDGs教育と「オーストラリア大使館主催 ナッツに関する食育授業」
YouTube:https://youtu.be/-4HQrBPBx28
今回は小学6年生を対象とした食育の授業だったが、先生の問いかけに対して手を挙げる生徒が多く、授業に積極的な生徒ばかりだった。在日オーストラリア大使館 参事官(商務) マレイ・スペンス氏や、ナッツ料理研究家 音仲紗良さんによるクイズを交えた授業はマカダミアナッツについて楽しく学べ、生徒たちは興味津々だった。オーストラリアのナッツについての理解も深まったことだろう。
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