【5周年企画】2009年下半期、民主党・鳩山由紀夫政権の誕生【BLOGOSで振り返る日本の政治・社会】 - BLOGOS編集部
※この記事は2014年10月03日にBLOGOSで公開されたものです
BLOGOSは、10月5日でオープンから5周年を迎えます。初月は30人のブロガーの皆様と、300万ページビューでスタートしたBLOGOSも、おかげさまでこれまでにご参加いただいたブログ・メディアの数は950を超え、アクセス数も月間で約3000万ページビューを数えるまでになりました。また、月間の来訪者数は約600万、そのうち8万人がコメント投稿が可能なログインユーザであり、1日平均で900件を超えるコメント投稿を頂戴しております。
ひとつの大きな区切りとして、今回はこれまでの5年間を世の中の動きと、サイト上で話題となった記事とを併せて振り返ってみたいと思います。(BLOGOS編集部)
5年前、2009年の10月にBLOGOSはスタートした。2009年の日本はどのような状況にあったのだろうか。
この年の8月に行われた総選挙で自民党が歴史的な大敗をきした結果、政権交代が起こった。9月には、鳩山由紀夫政権が発足している。民主党は、「コンクリートから人へ」というテーゼを掲げて、ダム建設の見直しや事業仕訳けといった施策に取り組もうとしていた。
10月2日に掲載された民主党、安住淳氏(後に野田政権で財務大臣を務める)のエントリからは当時の民主党の意気込みを感じることが出来る。
この100日間が、政権として一番求心力があり、スーパーパワーを持っていると言われている。 だから、この100日間でやれることは全部やる。 そして、自分の一票で日本の政治は変わったんだと、国民に感じてもらうことが民主党に課せられた今の使命だ。しかし、年末になると次年度の予算編成や沖縄の基地問題など多くの問題が噴出した。当時、野党だった自民党の木原稔氏はエントリで、既にマニフェストが破綻しつつあった民主党を批判している。100日の勝負
ガソリンの税率を維持することに私は賛成です。税収や環境問題を総合的に勘案すればそうなります。しかし、「ガソリンを25円安くします」とはっきり書いた選挙ビラを信じて投票した有権者はどう思っているでしょうか。一方では「マニフェストに書いてあるから」とゴリ押しし、もう一方では「マニフェストの変更もあり得る」では何を信じてよいのやら。この時期の自民党議員のエントリは、民主党の政権運営、マニフェストが崩壊していく様子が伝わってくる内容が多くなっている。税制大綱に思う