※この記事は2014年08月28日にBLOGOSで公開されたものです

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28日、日本赤十字社が上智大学で記者発表会を開催、AKB48メンバーが同大の学生とともにボランティア活動への若者の積極的な参加を呼びかけた。

日本赤十字社は、全国各地でAED講習会、献血事業、地域のボランティア活動を支援しているほか、国内外での災害救護活動も実施している。

直近では東日本大震災の被災地へのボランティア派遣、徳島県の台風災害、京都・兵庫の大雨災害、今も不明者の捜索活動が続く広島県の大雨災害の義援金取りまとめ・救援物資の配布活動を行っている。
また、海外においては西アフリカでの「エボラ出血熱救援事業」、パレスチナでの「ガザ人道危機救援金」、イラクでの事業も行っている。

こうした活動を支えているのは賛同者から寄せられた会費や寄付金、ボランティア参加者だ。
日本赤十字社では、活動への若者の認知を高め、賛同者・参加者の輪を広げることを目的に2011年からAKB48のメンバーを起用したPRキャンペーンを実施。AKB48のメンバーも、これまで月1回の被災地訪問を続けているほか、献血の呼びかけなどを行ってきた。

また、上智大学は、ボランティア活動に携わる若者を育成することを目的に、今年3月、日本赤十字社と連携。ノウハウを共有するほか、学生への参加を呼びかけている。


この日の発表会には、柏木由紀さん、木崎ゆりあさんが参加。被災地での炊き出しや、子どもたちと遊んだ経験のある木崎さんは「私たちが元気をもらって帰ってきた」と話した。
4年前のキャンペーンスタート時から参加している柏木さんは、「AKB48メンバーだけでなく、AKB劇場のスタッフもAEDの操作法研修を受講しているので安心です」とアピール。

二人はAKBグループを代表して「家族には"ボランティア活動なんてできるの?大丈夫?"と心配されたけど、私でもちゃんとできるんだよと話すことができた。」「人の役に立つと言っても、何から初めていいか迷うと思います。でもボランティア活動に参加すれば、すごく簡単に人の役に立つことができるので、難しいことだと思わずに参加してみて欲しいです」と訴えていた。

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