【1351ターフS】ルメール「日本の馬はオールマイティ」ソングラインが差し切りV

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 26日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた1351ターフスプリント(G3)は、日本のソングラインがゴール前の接戦を制して差し切り。オーソリティに続いて日本勢が連勝で、日本馬のレベルの高さを見せつけた。

1着 ソングライン
C.ルメール騎手
「嬉しいです。この馬が強いことを証明できましたし、最後まで一生懸命走ってくれました。瞬発力をゴール前で発揮できました。距離も良いと思っていましたし、快適に走っていました。日本の馬はオールマイティで血統的にも良いですし、色んなところで対応出来る強さを持っています」

林徹調教師
「海外で勝てるなんて夢見たいですし、色々な方々のお力添えで勝つことが出来たので、関係各位の皆さまに感謝申し上げます。ルメール騎手は2度目なのですが、以前も素晴らしい競馬で勝ってくれましたし、今回も素晴らしい競馬を見せてくださって、ルメール騎手にはなんとお礼を申し上げたら良いのかわかりません」

 レース結果、詳細は下記のとおり

 2月26日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジカップデー2R・1351ターフスプリント(G3・4歳上・芝1351m・1着賞金90万ドル=約1億円)は、C.ルメール騎乗、ソングライン(牝4・美浦・林徹)がゴール前の大接戦を制して見事に差し切った。2着にカサクリード(牡6・米・W.モット)、3着にハッピーロマンス(牝4・英・R.ハノン)が入った。勝ちタイムは1:18.00。

 日本から参戦したC.デムーロ騎乗、ラウダシオン(牡5・栗東・斉藤崇史)は4着、坂井瑠星騎乗、エントシャイデン(牡7・栗東・矢作芳人)は着外に敗れた。

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日本勢連勝!ソングラインが差し切る

 オープニングレースのオーソリティに続いて、ソングラインが差し切り。日本勢が見事に連勝した。スタートはそこまで良い形ではなかったが、それでも押していき中団の位置をキープ。じっと我慢して直線を迎えると、上手く外へ持ち出し末脚を繰り出した。じわじわとした伸び脚で先頭に立ち、ルメール騎手の見事な手綱捌きに導かれ、ゴール前3頭横並びの大接戦を僅かに制した。

【全着順】
1着 ソングライン
2着 カサクリード
3着 ハッピーロマンス
4着 ラウダシオン
5着 ポゴ
6着 ハッピーパワー
7着 ロハーン
8着 コールドフロント
9着 マサービー
10着 ホロスコープ
11着 ネイヴァルクラウン
12着 エントシャイデン
13着 サードキングダム
14着 サンダームーン