爆売れ過ぎなアメ車顔SUV 光岡「バディ」納期短縮へ本気!? 量産体制を強化へ 生産前倒しの「奥の手」とは?
ミツオカ「バディ」納期短縮! 生産体制強化へ
光岡自動車は、2020年11月に発表した新型SUV「バディ」の受注好調を受け、長期化する納期短縮を実現するため、株式会社トノックス(以下:トノックス)、三菱ふそうバス製造株式会社(以下:三菱ふそうバス)の2社との間で、車輌製造委託において基本合意したことを発表しました。
バディは、トヨタのミドルサイズSUV「RAV4」をベースに内外装パーツを換装し、ビンテージアメリカンなデザインを施したクルマです。光岡自動車初となるSUVとして2020年11月に発表されました。
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発表後には、ユーザーから多くの問い合わせがあり、発表から1年足らずで累計受注台数が年間生産台数150台の5倍を達成するほどの人気のモデルに。
その一方で、納期が長期化することが大きな課題となっており、先行予約が開始された当初の納期は2年とされていました。
こうした長期化する納期の短縮実現のため、光岡自動車はトノックスと三菱ふそうバスへ車輌製造委託を依頼。
トノックスは、自動車車体架装メーカーでミツオカと同じ架装事業も手がけていることからかねてより親交があり、合意にいたったといいます。
三菱ふそうバスは、ミツオカと同じ富山市婦中町地区にてFUSO(ふそう)ブランドバス製造をおこなっています。
婦中地区ではバス関連製造にかかわる企業も多く、地域活性化を目指す両社から自然の流れで合意となったそうです。
今後2社へ委託生産をおこなうことで、バディの年間生産能力を大幅に引き上げることが可能となり、一部仕様を除き現時点での納期約2年を1年半程度、6ヶ月ほど前倒しできるとしています。
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今回の発表について、光岡自動車は以下のように説明しています。
「これまでの長年に渡り、自動車製造、架装経験のある2社との合意はバディの納期短縮の実現に大きく寄与するものと期待しております」