いつでも同じ固さに仕上がる!お湯から作るゆで卵の作り方
ゆで卵はお湯からでもOK!
ゆで卵は水から作ることが多いかと思いますが、実はお湯からゆでても作れます。水からゆでる場合は、鍋の大きさや水の量により、沸騰するまでに時間のばらつきが出てしまいがち。しかし沸騰したあとのお湯の状態から卵を入れてゆでると、加熱時間が統一され、毎回同じ固さのゆで卵を作れますよ。
お湯からゆでる際のポイント
冷蔵庫から出したての卵をゆでる
卵は常温には戻さず、冷蔵庫から出したての卵をゆでるようにしましょう。季節によって常温の温度は異なりますが、冷蔵庫の中の温度は常に一定に保たれています。冷蔵庫から出したての卵を使うことで、季節や外気の気温に左右されず、ゆで時間を読みやすくなりますよ。
殻に小さい穴をあける
卵はそのままではなく、小さな穴をあけてからゆでるようにしましょう。穴ではなく、小さいひびを入れるのでも構いません。卵のカーブがゆるやかな方には、殻の中に小さな空洞があり、そちら側に穴をあければ、ゆでている最中に白身が漏れ出るのを防げます。さらに、ゆであがったあと、殻を剥きやすくなりますよ。
ゆであがった卵は冷水につける
ゆであがった卵は冷水にとるようにしましょう。急激に冷やすことで殻の内側にある薄皮と中身の間に水が入り、殻と中身がずれるので、殻がとても剥きやすくなります。また余熱で黄身がさらに加熱されることを防ぎ、思い通りの固さに仕上げられますよ。
水の中で殻を剥く
殻を剥く作業は水の中、もしくは流水の中でおこないましょう。水の中でひびを入れてそのまま殻を剥くと、殻の下部分にある薄皮と白身の間に水が入り、殻がツルっと剥けます。一気に剥くと白身が割れてしまうことがあるので、少しずつ剥いていきましょう。
固めや半熟も!卵のゆで時間
お湯からゆで卵を作る場合のゆで時間をご紹介します。しっかりと固めのゆで卵にする場合は13分、黄身の中心部分にオレンジ色が少し残り、パサつきのないしっとりとした食感に仕上げたい場合は11分加熱しましょう。ねっとりした食感で、黄身がトロっと流れ出る固さがお好み場合は加熱時間8分がおすすめです。
加熱時間があまりに短いと白身が固まらず、殻を剥く段階で崩れてしまうので注意してくださいね。
ゆで卵はお湯からゆでて失敗知らず!
「ゆで卵は冷水からゆでる」というイメージをお持ちの方も、お湯からゆで始めれば、いつもでも思い通りの固さに仕上げることができます。ゆで卵を作るときはぜひ、お湯からゆでてみてくださいね。いつでも食べたいときに、自分好みの固さのゆで卵を作れますよ。
失敗知らずの方法で、もっと気軽にゆで卵を作り、味わいましょう。