業務スーパーで販売されている『中華ポテト』をご存じでしょうか。

揚げたさつまいもに甘い蜜を絡めた冷凍おやつ。基本的には大学芋と同じものです。強すぎない甘さとしっとりほくほくした食感。保存が効く大ボリューム品で、買っておくと小腹おやつに困らなくなる一品ですよ。

日本食品開発促進|中華ポテト(おさつの時間)|950円

業務スーパーでは950円(税込、税抜880円)で販売中です。内容量は1kg、カロリーは100gあたり328kcal(脂質 9.7g、炭水化物 57.7g)。さつまいもの原料原産地は中国、販売者は日本食品開発促進。

コスパ(単価)は100gあたり95円。日本水産が製造する『大学いも』(500g・494円・約99円/100g)もたまに業スーで見かけます。コンビニの冷凍大学いもは約213円/100gの商品などを見かけますから、コスパ感は十分優秀かと。

冷蔵庫か常温に40分前後置いて半解凍するか、レンジ(500W)で5個あたり約1分チンして解凍すれば食べごろ。

関東では大学いも、関西では中華ポテトと呼称される芋の飴がけです。大阪の中華料理店に拔絲地瓜(バースーディーグワ)という、飴を硬めに仕上げた芋の飴炊きを提供する店舗が多かったことに、名称の由来があるそうです。

ゆるめの蜜のかかったものが多い大学いもと異なって、固まった糖蜜のパリッとした歯ざわりを強調しているのが特徴的。完全に解凍すると粘度のあるねっとりした口当たりになりますが、半解凍で食べると強めのカリカリ食感が楽しめます。

さつまいものほっくり感は標準的。ややしっとり寄りの柔らかさです。蜜の甘みは比較的濃いものの、いもの旨味と相まって全体的には優しい印象。好みを選ばないおいしさですね。大学いも風にごまを和えて香ばしく仕上げるのもおすすめですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

揚げたさつまいもを糖蜜でコーティングした冷凍おやつ大学いもよりも硬めの飴で、半解凍だとパリパリほくほくの個性的な食感が楽しめる甘すぎない素直な味付けで、無理なく1キロ完食できるクセのないおいしさ上品な甘さを重視するなら『大学いも』(500g・494円)がおすすめ