XFN-ASIAによると、イランの核開発問題について国連安全保障理事国とドイツの6カ国が示した包括案に対し、イランは核開発を制限するもののウラン濃縮活動は継続する意思を示す見通しだ。19日付の英経済紙フィナンシャルタイムズがイラン関係筋の話として報じた。関係筋の1人は「おそらく幹部の7割程度は、(ウラン濃縮に使用する)遠心分離機の数量制限を受け入れる用意がある」とし、イラン政府が核開発の平和利用について国際社会に対して目に見える形の開発を制限するという「客観的な保証」を与える意向であると述べている。 【了】