100均は高額商品がアツい!? ダイソーの「厚み調節スライサー」と「5WAYスライサー」が便利すぎる!
食楽web
最近の100円ショップは「100円ショップ」と言いつつ、100円以上の商品が増えましたよね。特に家電やキッチングッズ、アウトドアグッズは、高額商品(といっても~1000円)が当たり前のように並んでいます。
なんだか損な気がして100円以上の商品を買わないという人は少なくありませんが、ソレ、逆に損をしているかもしれません。
今、100円ショップの100円以上商品が「コスパが高すぎる」と話題になっていることをご存知でしょうか? 普通に買えば数千円はしそうなクオリティの商品が数百円で買えると評判で、人気商品は入荷と同時に売り切れるほど。
筆者も100円以上の商品をよく購入しますが、噂通り本当にどれも優秀! 値段の数倍の価値がある「当たり商品」ばかりでした。そこで、数々の優秀商品の中でも特に使い心地が良かった『ダイソー』の「厚み調節スライサー」と「5WAYスライサーセット」をご紹介します。
たった300円で料理上手に! 悩みとストレスを一発解決する「厚み調節スライサー」
330円(税込)
野菜の薄切りは、不器用な人にとってもはや試練。うまく切れなくてストレスになりますよね。筆者はものすごく不器用なので、千切りキャベツを作っても毎回太く切れてしまい、百切りキャベツ状態になります。
なんとかならないかと悩んでいる時に出会ったのが、この「厚み調節スライサー」。その名の通り、スライスの厚みを調節できる商品なんです!
この黒いつまみをスライドさせることで約0.3mm~2.5mmまで、7段階の厚さでスライスできます。0.3mmなんて素手と包丁では到底無理な神業レベルのスライスも、これさえあれば簡単。薄くてパリッパリの手作りポテトチップスも楽に作れますよ。
早速、お目当ての千切りキャベツを作ってみます。本当に厚さの違いが出るのか、1番厚い設定と、1番薄い設定の両方で作ってみました。
左が2.5mm、右が0.3mm
横に並べてみるとその違いがはっきり分かります! 右はかなり細かい千切りキャベツになりました。
実は、この商品にたどり着くまでにさまざまなスライサーを試しました。その中には千切りキャベツ専用のスライサーもあったのですが、これまでで1番細く繊細な千切りキャベツが出来上がりました。切れ味もよくて、使い心も文句なし。良い買い物ができたと大満足です。
100均の歴史を変えた!? 本格キッチングッズ「5WAYスライサーセット」
440円(税込)
440円という100円ショップでは高額な値段にも関わらず、店頭に並ぶたびに即完売するほど人気の「5WAYスライサーセット」。これひとつで「フルーツ絞り・スライス・太切り・細切り・おろし」の5通りの使い方ができます。
あまりに本格的なので「100均のレベルじゃない」、「100均の歴史を変えた」とまで言われれているとか。クリアケースにスッキリまとまっていますが、開けてみるといくつかのパーツが出てきます。
用途に合わせて、本体にパーツをセットして使います。クリアケースはそのまま受け容器として使えますよ。
見て欲しいのが写真の真ん中あたりにある、緑の丸がついた白いパーツ。これは、使用中に怪我しないように手を守ってくれる「安全ホルダー」なんです。裏が剣山のようになっていて、このように野菜を刺して使います。
これを使えば、うっかり手が滑ってもスライサーに手が当たることがありません。また、残り少なくなった野菜も安全に最後までスライスできるので、無駄が出ず、とってもエコです。
さて、全てのスライサーを使って野菜をスライスしてみました。
左上から順に、細切り、太切り、スライス、おろし、フルーツ絞り
たったひとつのスライサーでこれだけのことができました。パーツのセッティングもはめこむだけでとっても簡単だったので、手間も特になくスムーズにできましたよ。これだけの調理道具を全部揃えるとなると結構場所を取るので、こんなにコンパクトにまとめられるのも嬉しいポイントです。
唯一気になったのがフルーツ絞り。サイズが小さいので、レモンやライムくらいにしか使えません。私はオレンジで試しましたが、絞り切ることができませんでした。ただ、440円という金額を考えるとコスパはかなり高いと思います。
特にここ最近、100円ショップでは優秀なキッチングッズが次から次に出ています。種類も豊富なので、きっと皆さんの悩みを解決してくれる商品に出会えますよ。
(撮影・文◎佐々木 舞)