NY原油(13日):大幅続落、68.56ドル=熱帯暴風雨への警戒感後退で
CBS MarketWatchによると、13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月物は、前日比1.80ドル安の1バレル=68.56ドルに大幅続落した。
米国立ハリケーンセンターが13日朝、熱帯暴風雨「アルベルト」に対して出していたハリケーン警報を「熱帯暴風雨」警報に引き下げたほか、アルベルトがメキシコ湾岸の主要な石油精製施設を直撃する恐れも遠のき、売りが優勢となった。加えて、IEA(国際エネルギー機関)が同日、6月の石油市場月報で、今年の世界原油需要見通しを日量125万バレル増から同124万バレル増に若干下方修正したことも売り材料となった。IEAによると、世界経済が堅調に成長を続けているため、需要は増加傾向としながらも、原油高が消費を圧迫しているとしている。
一方、ガソリン先物は、前日比7.25セント安の1ガロン=2.0518ドルに続落、暖房油も、同5.97セント安の1ガロン=1.9316ドルに続落した。一方、天然ガスは、同6.1セント安の100万Btu=6.163ドルに反落して引けた。【了】
米国立ハリケーンセンターが13日朝、熱帯暴風雨「アルベルト」に対して出していたハリケーン警報を「熱帯暴風雨」警報に引き下げたほか、アルベルトがメキシコ湾岸の主要な石油精製施設を直撃する恐れも遠のき、売りが優勢となった。加えて、IEA(国際エネルギー機関)が同日、6月の石油市場月報で、今年の世界原油需要見通しを日量125万バレル増から同124万バレル増に若干下方修正したことも売り材料となった。IEAによると、世界経済が堅調に成長を続けているため、需要は増加傾向としながらも、原油高が消費を圧迫しているとしている。
一方、ガソリン先物は、前日比7.25セント安の1ガロン=2.0518ドルに続落、暖房油も、同5.97セント安の1ガロン=1.9316ドルに続落した。一方、天然ガスは、同6.1セント安の100万Btu=6.163ドルに反落して引けた。【了】