米クアルコム、ノキアを特許権侵害で米ITCへ提訴
XFN-ASIAによると、米携帯電話向け通信技術大手のクアルコムは9日、携帯電話世界最大手のノキアが同社の特許権6件を侵害したとして、調査と輸入・販売差し止めを求め、米ITC(国際貿易委員会)へ提訴した。クアルコムが侵害されたとしている特許権は、欧州やアジアで利用されているデジタル携帯電話無線通信方式GSMの使用に関わるもの。
クアルコムは昨年11月、ノキアが特許権11件を侵害したとしてカリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に提訴、今年5月にも英国で同様な訴訟を起こしている。
ITCによる調査は今年7月から始まり、来年前半にも公判が開始される見通し。クアルコムとノキアはライセンス契約を結んでいるが、来年4月に契約が失効する予定で、契約が更新されるかどうかは微妙な情勢となった。一方、ノキアは12日、現在、提訴内容を調査中であり、必要があれば何らかの対応を行うと発表した。【了】
クアルコムは昨年11月、ノキアが特許権11件を侵害したとしてカリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に提訴、今年5月にも英国で同様な訴訟を起こしている。
ITCによる調査は今年7月から始まり、来年前半にも公判が開始される見通し。クアルコムとノキアはライセンス契約を結んでいるが、来年4月に契約が失効する予定で、契約が更新されるかどうかは微妙な情勢となった。一方、ノキアは12日、現在、提訴内容を調査中であり、必要があれば何らかの対応を行うと発表した。【了】