U-24日本代表の上田綺世選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

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東京五輪・サッカーU-24日本代表は2021年8月3日にスペイン代表と対戦し、延長戦の末0-1で敗戦した。

試合後にはFW上田綺世選手や森保一監督のウィキペディアページで「荒らし行為」が発生。ネット上では「何が楽しいんだ?」と疑問の声が上がっている。

選手への誹謗中傷相次ぐ東京五輪

日本代表は90分を無失点でしのいだものの、延長後半10分にマルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)に決められ、そのまま敗戦。史上初の決勝進出はならず、6日のメキシコとの3位決定戦に回ることになった。

試合後にはツイッターなどで、日本代表の敗戦を残念がる声が広がったが、「ここまで戦えたのはすごい」「胸が熱くなった」「勝てるかも、と思いながらワクワク見せてもらいました」と強豪相手に善戦したチームを称える声も多かった。

一方、ウィキペディアでは、途中出場した上田選手のページで「荒らし行為」が発生。「守備をしないゴミ」など上田選手を誹謗するような書き込みがみられた。ウィキペディアでの荒らし行為は、森保監督のページでも行われ、「無能監督」などと中傷する書き込みが出た。いずれも書き込みは削除され、現在は確認できない状況だ。

こうした行為に、ネット上のサッカーファンは「何が楽しいんだ?」「面白いと思ってやってるのかね?」と疑問を投げかけている。

東京五輪では卓球・水谷隼選手や、体操・橋本大輝選手など、出場選手に対するSNS上での誹謗中傷行為が相次ぎ、問題視されてきた。