南東部・釜山の広場に設置された新型コロナの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は18日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1454人増え、累計17万7951人になったと発表した。市中感染が1402人、海外からの入国者の感染が52人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1452人、訂正後)より2人増え、週末としては過去最多だった前週(11日発表、1324人)を上回り、1週間で最多を更新した。新規感染者が1000人を超えるのは12日間連続。

 首都圏以外の地域でも感染が拡大し、首都圏以外の地域の感染者が全体に占める割合は流行の「第4波」が本格化して以降初めて30%を超えた。本格的な夏休みシーズンを前に感染者がさらに増える可能性がある。政府は首都圏で私的な集まりを昼間は4人まで、午後6時以降は2人までに制限したのに続き、首都圏以外でも5人以上の集まりを禁じる措置を取る方針だ。

 新たに確認された市中感染者1402人を地域別にみると、ソウル市が515人、京畿道が363人、仁川市が81人で、首都圏が計959人と全体の68.4%を占めた。

 首都圏以外の地域では、慶尚南道が96人、釜山市が68人、江原道が50人、大田市が45人、大邱市が41人、忠清南道が35人、忠清北道が29人、光州市が23人、慶尚北道が14人、蔚山市と済州道、全羅南道がそれぞれ11人、世宗市が5人、全羅北道が4人の計443人(31.6%)だった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは52人だった。このうち16人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの36人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から2人増えて計2057人となった。韓国国内の平均致死率は1.16%。重篤・重症患者は前日より2人多い187人となっている。

 17日の検査件数は2万6755件で、前の日に比べ1万3887件少なかった。